出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 市毛良枝[解][字]

~ステイホームで生活が一変!活動派女優の決意とは…~市毛良枝さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
市毛良枝さんがゲスト。今日は、今まであまり話したことがない、40代半ばから始めた「少年院」でのボランティア・カウンセラー活動についても語る。
◇番組内容
40歳直前に登山に目覚め、60歳からは社交ダンスにも熱中。他にもダイビング、ピラティス、ヨガと活動的に趣味に取り組んできたが、ここ最近はコロナ禍の影響で趣味を一切断ち、ステイホームに徹してきたという。食事も買物に出る頻度をなくすために作り置きし、毎日それを食べていた。だが、その作り置きで食あたりを起こし、一人闘う日々を送ったことも。しかし、友人から言われたある一言をきっかけに考え方を変えたと語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 本当
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  9. 最初
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  12. カウンセラー
  13. ダンス
  14. テレビ
  15. 一応
  16. 結果
  17. 資格
  18. 生徒
  19. 接触
  20. 先生

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

(黒柳)こちらは 本日のゲストの

デビュー直前のお写真です。

あれから50年以上の時が過ぎても
全くお変わりがない

市毛良枝さん 今日のお客様です。

どうぞ こちらへ おいでください。

山登りや社交ダンスなど
たくさんの趣味をお持ちですが

まあ コロナで
生活が一変してしまったそうです。

どうも しばらくでございました。
しばらくです。

お元気そうで。
はい。 元気にしております。

さっきの あの可愛らしい写真

養成所の…。
そうです。 養成所の…。

『女工哀史』というのを
やった時の…。

可愛い。
いやいや いやいや…。

お変わりはございます 大変。
いや でも まあ…

こんな感じじゃない?
いやいや いやいや…。

半世紀ですから。
経ちますね。

あっという間に経ちますね。
本当 思います。

3年前には
おいで頂きました。

その時 人生を謳歌した
お母様を見習って

楽しみたいと
おっしゃっていらっしゃいました。

そうですね。

ですけれど 皆様も ねっ
ご同様だと思いますけど

突然 コロナが…。
そうそうそう。

もう 生活は一変致しました。
どうしていらしたの?

私 なんだか 妙に慎重で

色々 考えちゃうんですね。
まあ そうですよね。

これだけ色んな事が来る
っていう事は

ここから先 色んな事が
大変な事になるだろう

とかって思って。
もしかしたら お買い物も

なかなか大変になるかもしれない
とかって思って

準備万端しすぎて
色んなご飯を作って

作りためて 冷凍して
それを ちょっとずつ出して

食べていたりなんか
していたんですね。

そしたら ちょっと その中に…
1つ 心当たりがあるんですけど。

多分 それだろうというのに
食あたりしまして。

ハハハ。 笑っちゃ悪いけど
準備よすぎて。

準備よすぎて。
それで 熱も微妙に出るんですね。

37度2分とかいくんです。
あっ やっぱりね お熱がある。

でも 37度5分以上じゃないと

検査も
して頂けない時期だったので。

それで 病院も行けないし…
病院行くの怖いですよね。

…だし コロナかどうかも
わからないしって。

でも なんか 毎日毎日
あの映像を見ていたら

自分が かかっちゃったような気に
なっちゃったんですね。

きっと 私は
コロナに違いないってなって。

すごく具合悪くて ずーっと家で
うつうつとしていまして。

でも 今度 これは
こんな事をしていると

心を病んでしまうなと思って。
そうそうそう。

なんとかしなきゃと思って。
引っ込みすぎてね。

はい。 じゃあ ちょっと
散歩に出ようと思うけど

本気で 犬を置いて…。

犬 ちょっと
老犬になっちゃったので

長く歩けないので
犬を置いて散歩に出たら

住宅街で 平日に人の
ほとんどいない街だったのに

人が いっぱいいるんです。
どうして? それは。

要するに 皆さん
学校にも行けない

会社にも来るなって
言われている時期だったので

やたらと人口密度が高くて。

すごくおかしいわね それ。
おかしいでしょう?

距離を2メートル取るって…
ソーシャルディスタンス。

2メートル取れないんですね
すれ違うのに。

あっ どうしよう 人が来た
って思うとね

しょうがないから
電柱の陰に隠れて…。

で 顔を背けて やり過ごして
っていう感じで。

なんか 40歳の頃? あなたが。
お父様の主治医に勧められて

登山を一回 連れて行ってって
おっしゃったら…。

そうですね。
半ば 社交辞令気味な感じで

「いつか 誘って頂けますか?」
って言ったら

いきなり 「連休2つの

どっちが暇ですか?」って
言われて。

これは行かざるを得ない
ってなって 行ったんですけど

ハマりまして。
おかげさまで三十何年

山をやっております。
すごいわね あなたね。

山登りの方じゃ
相当っていう話でしたものね。

気が付けば もう
30年以上 やってしまったので

初心者 初心者と
思っていましたら

そこそこベテランの域に…。

そうでしょう。
そうだと思いますよね

そんな長くやっていらしたら。
これ どちら?

キリマンジャロです。
ああ すごーい。

これ 登山 始めて
3年目だったので

よく考えたら無謀なんですが…。

まあ 無謀ね。 ハハハハ…。
ハハハハ…。

キリマンジャロっていうのは
やっぱりね…。

顔がパンパンに腫れてるんです。
これ 腫れてるんですか?

そうなんです。 そんな感じで
やっていたんですが。

ちょっと やっぱり
母の介護があったりなんかして

ちょっと 山は
ご無沙汰というか…。

ご無沙汰ではないんですけど
行きにくくなりましたね。

それで 60歳の頃

お友達に勧められて
社交ダンス…。

体を動かす事を
しなくなっていまして

介護で ちょっと
うつっぽくもなったので…。

で 友達に「筋トレしようかなと
思ってるのよね」って言ったら

「そんな事 言わないで
社交ダンスしなさいよ」

って言われて。
「いや 社交ダンスじゃなくて

筋トレしようと思ってるのよ」
とかって言ったんですけど

なんとなく…。 「見学して

体験レッスンしてみれば
いいじゃない」って言われて

してみましたら 「今日 入会したら
入会金 タダですよ」

って言われてしまって。
フフフフ…。

それで じゃあ まあ 入会して
やめたとしても

今日 入った方がいいかななんて
思って始めましたら

なんとなく… ハマりまして。

結構やっていたんですけど
でも…。

それで おばあさん肉を
除去しようと思ったんですって?

それで。
はい。 背中に

ちょっと こう
おばあさんがギュッて

私の背中に
張りついているようなものを

あの写真の時に
発見してしまったので。

これは なんとかしなくちゃ
と思って 色んな事をして

なんとか なくなりました。
あの背中の辺りに

ちょっと いるんです。
あっ そう。

でも こういう格好なのね

社交ダンスってね。
ちょっとね

珍しくキラキラしなくちゃ
いけなくて。

本当 奇麗。
私はキラキラはしないんですが。

いいじゃないですか。
いやいや いやいや…。

社交ダンスは やはり

接触をしないと
できないわけですよね。

そうですよね。
絶対 接触があるので。

ちょっと やっぱり
このコロナ禍に

社交ダンスも
全部やめちゃおうって。

山も アウトドアだから
いいんじゃないのって

皆さん おっしゃるんですけど

県をまたいで
移動しなくてはいけないし。

それから 山小屋も…

どうしても
山小屋の中が密である事を…。

そりゃ そうですよ。
密着ですよね どうしたって。

自分は知っているので
うーん… と思って

しばらく 全てをやめようって
なっちゃったんです。

全てをやめて
80パーセントの人流を断てれば

コロナは終わるというニュースが
ありましたよね。

っていう事は… 100パーセントは
恐らく無理だろうから。

でも 私なんかは
ある一定年齢 いってますから。

じゃあ 100パーセントの
お手伝いをしようと思って

ひたすら家に籠もっていたんです。

すごいわね。
いやいやいや…。 でも それは

長く続くもんじゃありませんよね。
家に ずっと籠もっていると

お尻が痛くなるんですよね。
あっ そうなの。

座っているつもりはないんです。
色んな事やっているんですけど

でも 普段より やっぱり

座っている時間が
長くなるみたいで

これは まずいってなって
また 色々やり始めまして。

なんか ご自分で探して
習い事を始めて

ラテンだという事に
なったんですって? その時。

そうなんです。 コロナだし
ダンスは密だしっていうので

もう ちょっと
ダンスは全部やめよう…。

ラテンは
随分 離れているんですね。

ちょっと離れています。
あと 自立のために…

1人で立つための
訓練として

ラテンダンスが
すごくいいので。

で もう スタンダードを
やっている時から

その事は知っていたので
ラテンを習いたいなって

思っていたんですけど

スタンダードだけ
やっていたんですね。

それは なぜ
そうだったかっていうと

ラテンダンスって
ちょっとセクシーなんですよ。

うん。 そうですよね。
私 セクシーが苦手なんです。

セクシー 無理です
っていう感じで。

なので
この先生のとこに行った時も

「先生 私
セクシー 駄目なんです」って。

「だから セクシーな格好とか
嫌なんです」って言って

先生も 多分
困られたと思うんですね。

ただ 運動として こうやって
ああやってって言われる事を

素直に従うのは
全然 嫌じゃないので。

で やっていると
もしかしたら 結果として

セクシーに見えるかも
しれないですけど。

それはオーケーです
みたいな感じで…。

変な生徒。
そう。 変な生徒なんです。

本当 変な生徒なんです。
で まあ 本当に コロナですから

とりあえず それも 体験だけで
一回 行って

まあ せいぜい行けても
月に1回ぐらいだろうなって。

多くて
2回ぐらいだろうなと思って。

ただ そこに行くために
人との接触をなくすのには

どうしたらいいかと思ったら
歩くのがいいって思って

往復3時間?
あなた 嫌だわ。

そこまで いらっしゃるのに
往復3時間も歩くの?

はい。 歩いていきました。
道を?

道を歩く… はい。 道を歩きます。
行きに1時間半。

だから ウォーミングアップで
1時間半。

で ダンスをやって
クールダウンで1時間半。

ちょうどよくて。

で まあ せいぜい
月1か月2だと思うんですけど

って言いながら
ちょうど 皆さんがコロナで

生徒さんも少なかったし
だから 密にはならないし。

それから 先生たちも ものすごく
気を付けておられたので。

で 私も
すごく気を付けていけば…

マスクしてですから。

っていうので 大丈夫かな
って思って やり始めたら

ちょっと
その動きにハマってしまって

気が付けば 週に2回ぐらい?
セクシーな方に…。

ハハ…。 いや 結果としてです。

最初のうちは 頑張っても
セクシーにはなりませんので。

最近 少しだけ セクシーに
見えるようになったかな

とは思いますけど まだまだです。
全然 駄目なんで。

でも お好き?
結果として楽しかったです。

よかったじゃない。
おかげさまで。

ねえ。
なので やめようと思ったのは

やめないでよかったなって
思いますし…。

でも それにしてもさ あなた
1時間半 1時間半 歩いて

行って帰ってって
相当すごいわね。

そうなんですけど。
その頃 ですから

やっと 少しずつ色んなものが
許されるようになってきて

劇場も始まったりした時に
行きたい劇場があって

やっぱり 往復4時間かけて
行ってまいりました。

フフフ…。
あなた 相当 頑張るわね。

山 登る人だからといって

劇場行くのに歩いて4時間?
だから やりたい事が…

つまり なんで そういうふうに
なったかっていうと

友人が 「自粛 自粛はいいけれど

そんな事を言っていたら
若くもないんだから

気が付けば やりたい事もやらずに
死んじゃうわよ」って言われて。

すごいわね。
なるほどって

ちょっと 思っちゃったんですね。
確かに うっかりしたら

コロナにかかって死ぬのが
怖いからっていって

自分のしたい事もしなずに
死んじゃうかもしれないのは

冗談ではない気がするんですね

私たち
年下が死んだりもしているので。

そうですね。
っていうと

そっか じゃあ
できるかぎり気を付けて

命 懸けてもいいなと
思う事だけは

やろうって思って
で 劇場とかも行きだしましたし。

それから ダンスも
なんとか行くようになって。

おかげさまでね ちょっと こう
色んな所の体の形が

また変わってきまして。
あら。

やっぱり 色々… 長年 肩が

巻き肩だったりとか
はっきり言って 私

O脚だったんですけど。
O脚も だいぶ改善されましたし。

家の中が大変な事に
なっていたんですって?

どうしたんです? それは。

ちょっと 母が永眠した年に
猫2匹が仲違いをしまして

ちょっとした誤解から。

で ただならぬ事に
なってしまって。

猫が誤解しているの? お互いを。

片方が片方を
敵だと思っちゃったんですね。

で 攻撃するように
なってしまって。

それで ちょっと
ある事件があったんですけど。

それ以来
こんなお尻をくっつけて

仲良くしているような事は…。
なんていうの? この可愛いこと。

オシキャットという
猫なんですけど。

オシキャット?
はい。 で おばと姪なんですね。

キナコがおばで
モネが姪なんですけど。

勝手にキナコがモネを
敵だと思っちゃったんで

攻撃するように
なっちゃったんですね。

それで 部屋を分けて…
1階と2階と分けて

階段にドアを… 鍵つけて。
鍵を閉めてるんです。

そして 私は そこを
行ったり来たりするんですね。

鍵を開けて
片方が行かないようにしながら

スッとすり抜けて
上に行くみたいな感じで。

なんか ちょっと

恋人作っちゃった
旦那さんの気分みたいな。

どこ行くの? みたいな。
別宅 行くっていう…。

どこ行くの? あなた
みたいな顔をされながら

「ちょっとね。
すぐ帰ってくるから」

とかって言いながら
シュッと下へ行くみたいな。

で また 戻ると
今度 こっちはこっちで

また上行くのね
みたいな顔をするし。

みたいな中で
気を使いながら暮らしていて

ちょっと疲れちゃったんですけど。
フフフフ…。

それで どうなったんですか?
その猫は 今。

相変わらずです。
仲違いのままです。

本当に。
っていうのは

自分がキャットタワーに
ぶら下がっちゃったんですね

キナコが 爪が引っかかって。

その姿が ここに…

鏡を置いていたんです
たまたま 私が姿見を。

そこにぶら下がっている自分が
見えちゃったらしくて

自分は怖いわけですよね。
怖いから逃げようと思って

ダンダンダンって
体をぶつけている姿を

どうも 鏡で見ちゃった。

それで なんとか
下ろしてやったんですけど

その日から どこかに敵がいる
っていうので

家中を敵を求めて…。

探し歩く…。
探し求めてしまって。

ガラスにも映りますよね?
夜になると。

そうすると その顔を見て
「フー」とかって言うようになって。

「それ 違うから」とかって
言っていて。

でも 2匹は まだ
仲良かったんですけど。

ある日 ニャーとかいって
2匹が遊んでる時に

片方が「ん? 敵はこいつだ」って
思った顔が見えたんですよ。

「違う 違う」…。
私 見ていたんです たまたま。

「違う 違う 違う」って言ったら
ワーッて追いかけちゃって

もう 本当に
攻撃しちゃったんですね。

で ちっちゃい方の…
モネの方は怖がっちゃって

ヒーッてなっちゃったの。

もう これは駄目ってなって
別にして 部屋を分けて。

で そこのドアの鍵がなかったんで
大工さんに鍵つけてもらって。

大変。 ものおじしましたね。
はい。

それから 約7年 別居中です。
7年!?

別居生活です。
じゃあ あなた

その部屋行ったり こっち行く時に
鍵かけるの?

いちいち自分で。
毎回 毎回 鍵かけるんです。

お客様にも
すいません そこかけてください

っていう感じで。
本当。

そういう気苦労な生活を
しております。

あんまり お話しになって
いらっしゃらないんだけども

少年院でカウンセラーを

していらっしゃるんですって?
あなた。

はい。 本当に… もう20年以上
やっているんですけど。

あえて 申し上げる事でも
なかったので

たまたま
言っていないだけですけれども

一応 やっています。
どういう事を?

篤志面接委員っていいまして…
篤志はボランティアですよね。

篤志面接委員という 一応…

役職っていうか立場で。
資格はいるんですか? なんか。

資格はいらないんです。
ただ なんか その

一応 父親が医者だったので

なんか 医学に関わる
何かをしたいなって

思っていた時期だったんですけど。

私自身が 今更 大学へ行って
医者になるのも

すごい時間かかりますし
社会に お役にも立つまでに

時間かかりますからと
思っていたら…。

たまたま その頃 ニュージーランドに
行っていたんですけど。

ニュージーランドの人って
不思議で。

当時45だった私に向かって

「良枝は将来 何になりたいの?」
って聞くんですよ。

うーんと思って
すごく困るんですけど。

でも カウンセラー
やってみたいなって

そういえば ずっと思っていたな
って思ったんで

それを ちょっと
言ってみたんです。

私は将来 カウンセラーになりたい
と思っているって言ったら

「じゃあ なんとか君に
会えばいいじゃない」って。

「なんで会わないの?」って
言われて。

学校にいた
なんとか君っていうのが

日本人のカウンセラーの
甥御さんだった。

で 「会って話せばいいじゃない」
って言われて 話をしたら

彼が日本に帰る手前だったので
「じゃあ 帰ったら

家に遊びにいらっしゃい」って
言われて。

そこで
カウンセリングを習ったんですね。

それは資格じゃないんです。
資格じゃないんですけど

カウンセリングのノウハウを
習ったので。

で 篤志面接委員だったら
その事が生かせるかなと思って。

それで 少年院の子供たちが

更生するお手伝いが
できたらいいなと思って

やる事になりまして
行き始めてたんですけど。

どうですか? やっていらして。
会うと みんな 普通なんですよ。

ただ もちろん
やってしまった事は

そこそこ いけない事を
しているんですけれど。

ただ 普通の子たちなので…
なんだろう?

社会が その子たちを

受け入れてくれるような
社会になる。

それから そうは言ったって
受け入れてくれない人も…

偏見で見る人もいるっていう事を
ちゃんと正しく伝えないと…。

まあね。
逆に みんな いい人と思って

外に出たら
拒否されてしまったりすると

やっぱり また問題だと思うので。

例えば こんな事も起こるよ
こんな事も起こるよって

嫌な事も言ったりして。

だけど どこかに必ず
自分が信頼に足る大人

っていうのはいるんだから
っていう話をしたりして。

個人面談という事で
やっているんですけど。

あなたが面接なさる相手は
市毛さんっていう人を

テレビなんかに出ている人って
知っているの?

この20年の間に…
最初は わかったんです。

「なんで こんなとこ
来るんですか?」みたいな感じで。

「なんで こんな事するんですか?」
とかって

詰問されたりしましたけど
今はわかりません。

あっ そうなの?
全然 わかりません。

普通のおばさんだと思って
話していて。

そしたら 次の時 行くと
誰かに言われたらしくて

「テレビに出ているんですって?」
とか

あと そうじゃない子は

「なんの仕事 やってるんですか?」
って言うんで

「まあ いいじゃない」
とかって言って

ごまかしたりしてる…。

一応 普通のおばさんとして
やっているんで。

あっ そう。

ただ それも コロナで ちょっと

この2年ちょっと 行けなくて。
あっ そうなの。

そろそろ来てもいいかなみたいな
雰囲気になっているんですけど。

やっぱり 外から
コロナを運んでしまったら

あっという間に…。
大変。

なので ちょっと 行けていなくて
心配しています 大丈夫かなって。

どうなっているのかね。

でも 職業欄に やっと…
女優とかって書けなかった…。

俳優っていうのは
書けないですよね なかなかね。

そうですよね。
自由業って書いてしまったり。

若い時は
学生って ずっと書いていて。

30ぐらいまで学生って書いていて。

友達に 「何 言ってんの。
厚かましいわね」って

よく言われていました。
こんな なんちゃってなのに

50年も
やらせて頂いちゃったんです。

50年やっちゃったら もうね
俳優って書かなきゃ駄目ですよ。

ですよね。 なんですけど なかなか
腹のくくれないヤツなんです

本当に困ったもんで。
劇団にお入りに…。

俳優小劇場です。
文学座… 先輩です。

あっ そうですね。
そうです。 後輩です。

9期です。
あっ そうなの。

そうなんです。
その時 残れなくて

俳優小劇場の方の
養成所に入ったんです。

でも 俳優小劇場が
1年ちょっとしたら

解散になってしまって。

養成所もなくなってしまう
っていうので。

そのタイミングで
私は離れてしまって

テレビの仕事をするように
なっちゃったんですけど。

あっ そうなんですか。
そうですか。

でも 随分 そこでは 色んな事を
教えて頂いたんですって?

初めの頃。
なんにもできないので 全部…。

リハーサルに別に呼ばれて
個別にリハーサルして頂いて。

あと カメラリハーサルの時も
ADさんがついて

全部 教えてくださって。
なんか だから 最初は

なんだ テレビって簡単だななんて
思っちゃって。

誤解するぐらいな…
扱いをして頂いたんですけど。

その方がいないと
私は今 ここにいないんですが。

ちょっと 今年 それがご縁で

ちょっと とんでもない事に
なりそうでですね…。

また 役で?

いや その方の息子さんが
演出家というか

コピーライターだったり
脚本 書いたりする方で

その方から
ある人を介してですけど

舞台の話を頂いて。

はじめましてって
お会いした時に

いきなり
お父様のお名前をおっしゃって

「知っていますか?」って言うから
「はい。 私のデビュー作の…

私を生み出してくれた人です」って
言ったら

「父です」って言われて。

私は…
駅前の広場だったんですけど。

膝折れしてしまって
地ベタに座り込んでしまって。

「えっ?」ってなって。

これは もう
断るわけにはいかないな

みたいになってしまって。
フフフフ…。 すごい。

私は なかなか 度胸のない人間で

舞台で お客様が
そこにいらっしゃるのが

怖くて怖くて しょうがないので

なかなか エイヤって
踏み切れずに

なんか こう…
ただ お声をかけて頂くと

やっぱり 文学座とか
俳小で勉強したりした時の事を

覚えていると…。
そうですよね。

演劇人っていう言葉に
すごく弱かったりするんですね。

あっ なんか
舞台から声かかったし

やらないと駄目よねって

思う気分の時に
そういう出会いがあると

これは きっと
やらなきゃいけない

っていう事よねみたいな感じで

エイヤって 一歩
踏み出しちゃったんですけどね。

やりますって
お答えしちゃったんですけど。

まだ グダグダ グダグダ
言っているんです。

大丈夫かなとか言いながら。
大丈夫よ。 そんなの あなた。

いやいや いやいや…。
黒柳さんは舞台 すばらしいから。

いえいえいえ。 そんな…。
ありがとうございます。

あんな事 私にはできませんから。
フフフフ…。

あなたが今 出ていらっしゃる
木村拓哉さんが… ボクシングの。

あれ どうですか?
やっていらして。

若い人が いっぱい出ていて。
若い人と全然会わないんです。

ハハハハ…。 そうなの?
はい。

ほぼ 夫とだけなので
柄本さんとだけ。

時々… 娘は帰ってきます。
内田有紀さんは。

で 時々 木村さんにも会います。
そうなのか。

明日 もう
いよいよ 最終回ですってね。

そうです。
大変。

明日はね 皆さん 夜9時からの
拡大スペシャルだそうです。

15分拡大になります。
そうですか。

(折原 葵)「圭太のお父さんに
なってもらえませんか?」

(葵)「何言ってんだろ。 忘れて」
(桐沢祥吾)「やきとり大将

復活させます」
(葵)「ゆうべ 聞いたんですよ」

「それ 覚えてたんだ。 けど…」

「お話ししたい事が…」

そういうスポーツのものは

あなた お好き?
やっていても… ドラマでも。

そうですね。 昔 だから スポーツ
全然 苦手だったんですけど

今は筋トレ 大好きに
なってしまったので。

ちょっと 殴り合うのは 私的には
どうかなとは思うんですけど。

ボクシングエクササイズって
ありますよね。

ああいうのをやって
体幹を鍛えたいなと思いますので

ちょっと やってみたいなとは
思います。

そうですよね。
人じゃなくて

サンドバッグを殴るのは。
そうそうそう。 フフフフ…。

木村さん… 木村拓哉さんの…
現場では どうです?

最初にお目にかかった時

びっくりしたぐらい
クッと研ぎ澄まされていて。

ですから もう すでに
訓練をされていたみたいで。

そうでしょうね。
なので なんか すごい

クッていうオーラが…
びっくりしました。

あと すごくお若くて

あれ? 木村さん?
みたいな感じだったんです。

偉いね。
偉いですよね 本当に。

でも まあ 71歳のあなたは
コロナにも負けず…。

趣味も仕事も楽しんで
おやりくださいませ。

ありがとうございます。
結果として

楽しむ方向になりましたけど。
最初は本当に

コロナとともに
滅びていくんじゃないかと

ちょっと心配しました 自分で。

でもね 気は持ちようでね。
そうですね。

やっぱり 色んな事…
人と接触するのも

すごく大事だなと思いましたから。
そうですよね。 本当 本当。

気を付けながらでも
やっぱり できる事は

やっていかないとと思います。

そうやって一緒にやれば
若い方とも

一緒に芝居もできるんだしね。
そうですね。

それは いいと思います。
まあ おたくの2匹の猫が

上と下とでうまくいくように
祈っています。

どうしたらいいんでしょうね?
本当に。

面白いお話を どうも。 猫に
よろしくおっしゃってください。

ありがとうございます。
どうも。 フフフフ…。

フフフフ…。
ハハ…。

『徹子の部屋』は

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