出典:EPGの番組情報

あさイチ「プレミアムトーク 斎藤工さん」[字]

▽プレミアムトーク 斎藤工▽話題の主演作が続々!▽監督としても活躍・撮影現場に託児所を▽クレイアニメを自作!?ライフワークの移動映画館▽ウルトラマンになる男

詳細情報
番組内容
▽プレミアムトーク 斎藤工さん▽主演作が次々と話題!ウルトラマンになる男▽俳優のみならず監督・プロデュースでも活躍 撮影現場にスタッフのための託児所を▽ライフワークの移動映画館で劇場体験を届ける クレイアニメを自作!▽ノリノリで掃除!?【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
出演者
【ゲスト】斎藤工,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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  15. 神永
  16. 移動映画館
  17. 元住吉
  18. VTR
  19. 監督
  20. 小川

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

生字幕放送です。一部、字幕で
表現しきれない場合があります。

斎藤≫「あさイチ」をご覧の皆様
おはようございます。

斎藤工です。

大吉≫5月27日金曜日
ゲストは俳優の斎藤工さんです。

鈴木≫国会中継が予定されて
いるため

8時55分までの放送です。

大吉≫何年ぶりですかね華丸さん
一緒に映画館で映画を見たの。

斎藤≫ありがとうございます。

大吉≫寛平さん主演の映画ぐらい
かな。

鈴木≫主演映画、話題ですよね。
メッセージも

たくさんいただいています。

シンプルに
「シン・ウルトラマン」!

すばらしかったです。
斎藤≫ありがとうございます。

鈴木≫ウルトラマンと斎藤さんの
イラストも。

反響が大きいですけれども
何か聞きますか?

斎藤≫1度だけでなく
何度も見る方が多くて

見れば見るほどいろいろなことが
鮮明になってくるんですよね。

何回も見たよ
という報告を受けたんですよね。

鈴木≫7回見たという
茨城県40代の方から。

7回見に行きました。
何度見ても気付きがありますと。

本当に何度も見たくなる。
大吉≫1回では

もったいない感じかな。
まずは話題の主演作から

ご覧ください。

(VTR)
鈴木≫その正体とは…。

今、話題の映画で
ウルトラマンになる男を演じる

斎藤工さん。

「ウルトラマン」に
とても縁を感じているんだとか。

というのも
斎藤さんのお父様は、その昔

「ウルトラマン」の
制作スタッフだったんです。

斎藤≫写真は、おじさんです。

その父に憧れて
今や俳優だけでなく

映画の企画、監督
プロデューサーとしても活動。

来年も監督作の
公開を控えています。

4年前、高橋一生さんを
主演に迎えた初の長編映画は

国内外の映画祭で8つの賞を受賞。

監督としても
高く評価されています。

斎藤≫このタイミングで
開催されることにとても

意義を感じております。

斎藤さんが発案し
8年前から続けている移動映画館。

映画館のない地域で
劇場体験を味わってもらいたいと

始めたプロジェクトです。

寝ても覚めても映画のことばかり。
でも、こんな顔も。

フォトグラファー。

KinKi Kidsの
CDジャケットを担当するなど

写真家としても活躍。

俳優、映画製作
フォトグラファーと毎日大忙し。

そんな斎藤さんの日常は…。

♪「ウルトラソウル」

掃除をするときはB’zの音楽で
テンションマックス!

♪「ウルトラソウル」

斎藤さん、本当ですか?

♪~<「ultra
   soul」>

斎藤≫これは本当ですね。
今も掃除しなきゃって。

B’zさんを聴くと。
大吉≫イメージイラストを

作ってみたんですけれども

まさに、このまま?
斎藤≫このままではないです。

1人なので
淡々と掃除するんですけれども

スイッチが僕はB’zさんなので
街なかで出会うと

うずいてきます。
掃除しなきゃって。

大吉≫この曲が流れてくると。

華丸≫「ultra soul」
は世界水泳だから

水回りがいいですよね。

鈴木≫何かするときのテーマ曲
ありますか?

大吉≫海援隊で
やらせてもらっています。

本当に幅広い
やりながら作りながらですもんね。

斎藤≫あまり趣味がなくて
映画という趣味を取り除いたら

自分って
何もないなっていうぐらい

むしろ映画に救われている
という人生かなと思いますね。

大吉≫それはお父様の影響じゃ
ないかという話もありますね。

斎藤≫さっきは
父の弟でしたけれども。

鈴木≫叔父様の写真。

大吉≫お父様もそういう仕事を
されていたと。

斎藤≫最初に円谷さんで
助監督の仕事をしていたので

「ウルトラマンタロウ」の現場に
父がいたことがあったので

すごく息子が
ウルトラマンになるというのは

数奇な運命だなと思いますね。
華丸≫本当ですね。

鈴木≫そのウルトラマンについて
本当にたくさんいただいています。

東京都60代の方
「シン・ウルトラマン」

きょう見てきました。
神永さんもウルトラマンも

かっこよかったですとか

鹿児島県の方
セクシー俳優の姿しか

印象になかったので
斎藤さんがウルトラマンなんて

びっくりでしたが
とても、おもしろかったです。

ウルトラマン熱が再燃して、今
DVDを探していますなどなど

本当に皆さんを夢中に
させている

ウルトラマンについてですが
映画「シン・ウルトラマン」の

一部をご覧いただきます。

(VTR)
禍威獣(かいじゅう)と呼ばれる

巨大生物が現れるようになった
日本。

政府は、禍威獣特設対策室
通称・禍特対(かとくたい)を

設置。

そのメンバーの1人
神永を演じるのが斎藤さん。

神永≫放射性物質の存在は
内外ともに確認されません。

飽和攻撃も問題ないかと。

しかし、どんな攻撃も
禍威獣には通用しません。

そのとき…。

田村≫何が起こった?状況は?
滝≫飛翔体が

付近に墜落したもよう。
船縁≫いえ、降着です。

対象物が動いています。

空から突然出現した謎の巨人
それこそがウルトラマン。

浅見≫浅見です。
きょうからよろしく。

神永≫神永だ。バディーは
相棒と理解していいのか。

浅見≫バディーは
互いの信頼が第一。

神永は新たに配属された
浅見と組むことになりますが…。

浅見≫あれっ。神永さんは?

あれがウルトラマン。

なぜ、禍威獣が
現れるようになったのか?

なぜ
ウルトラマンは戦うのか?

浅見≫あなたが何者か
正体が世界中にばらされている。

神永≫そうか。

浅見≫認めるのね。

そして、なぜ、神永は
ウルトラマンになったのか?

樋口≫よーい、はいっ!

≫キャー!

撮影は2019年。

大がかりかつ特殊な方法で
進められました。

カメラを手に撮影しているのは
斎藤さん。

主人公の目線で
長澤さんを撮っているところです。

こうして俳優自身が
撮影することもあったんですね。

最大17台ものカメラで
撮影する場面もあったといいます。

あらゆる場面で使われたのが
スマートフォン。

樋口監督みずからセッティング。
映像表現も進化しています。

長澤≫いい感じ。いい写真。

樋口≫よーい、はいっ!

ウルトラマンに変身する場面でも。

スマホが使われています。

ひもが付けられていますが
これをどうするかというと…。

納得の映像が撮れたようです。

大吉≫コマーシャルで
スマホでも映画が撮れますよ

というのがありますけれども
本当に撮れるんですね。

斎藤≫「シン・ゴジラ」のときに

も、スマホの撮影だったんです

けれども多少画質が違っても
それが現代的なので

劇場でもそんなに
気にならないというのが。

華丸≫全く気にならなかったです。
鈴木≫言われないと

気付かなかったかも
しれないですし

斎藤さんご自身のスマホでも。

斎藤≫カメラに魚眼レンズ
みたいなものをつけて

僕の目線というのを
自分で撮るという

従来だと
カメラマンの方が間に入って

芝居のつきあいで
カメラの後ろに立ったりも

するんですけれども
今回の現場では

長澤さんもスマホで
僕を撮影してくれたり

そういうアングルが
とにかくたくさん

従来の映画より

確かにこの撮り方

ここにカメラがあったら

いちばん

芝居を撮れるという

でも撮るほうはお芝居しながら
撮影もするということで

大変だったと思うんですけれど
そつなくこなされていましたね

長澤さん。
華丸≫おかげでめちゃくちゃ

長澤さんを近くに感じました。
大吉≫スクリーンで感じましたよ。

華丸≫おかげさまで。

大吉≫新しい手法とか
たくさん入っていて

たぶんCGも
たくさん使われているんですよね。

斎藤≫そうですね。ただ同時に
先ほどの撮影シーンみたいに

アナログで撮影に対する

リスペクトもある現場だったので
フラッシュをたいたり。

大吉≫今回ウルトラマンとか
全部CGなんですか。

斎藤≫厳密には100%と
いうわけではないので

スーツアクターの方も
実はエンドロールに

名前があったりするので

その融合ですかね。デジタルと
アナログの融合という形で。

大吉≫新しいものは

すごく入っているけれど、昔の
それこそ変身する効果音とか

戦うBGMとかは当時のもので

それが、うまいこと融合していて

最後、米津さんのテーマソングで
全部やられるみたいな。

鈴木≫かっこよかったですよね。

大吉≫僕は、そんな感想でした
けれども。

華丸≫動きがかっこいい。
なんて言うんですかね、本当に。

鈴木≫ウルトラマンの?

華丸≫前も知っているけど今の。

細いんですよウルトラマン
シャープで。

相手の怪人もシャープで。
大吉≫禍威獣(かいじゅう)ね。

飛んでいくシーンは
昔ながらの具合を残して

あそこだけは
昔と変わってないところで

ちょっとことばを選びながら
なので

何を言っているか
よく分からないぞと

なっていると思いますけれども
いろいろな人と

語り合いたい映画に。
終わったあとね。

斎藤≫終わったあとに
またこの作品が

育っていく映画だと思います。
鈴木≫私はウルトラマンを

そんなに見たことがない
初めてだったので

ウルトラマンって
こんなにかっこいいし

あまりうまく言えないんです
けれども

いろいろな意味が
込められているんだというのを

この映画で
初めて知ったりしたので

初めて見る私もすごく楽しめたし
ちょっと前の作品も見てみたいな

と思えたので
興奮しましたし

大吉先生、隣に
ウルトラマンがいるんですよ

よかったですね、という
メール、メッセージも。

大吉≫きのうはグッズが
ほとんど売り切れていて

けっと思ったんですけれども
翌日本物と会うもんと。

鈴木≫ウルトラマンの役の
オファーがご自身にきたときは

どういう気持ちになったんですか。

斎藤≫驚きましたし信じられ

なかったんですけれどもプロット
というか第一稿になったものを

読んでいくうちに
少し合点がいったというか

自分事のような何かが書かれて
いるような気がしまして

たまたまというよりは
必然を感じるような

内容ではあったので。
鈴木≫どの辺りに?

斎藤≫自分の外星人感というか

地球人の感じがないというか
今までも言われてきたんです

けれども、ウルトラマンの
立ち位置とか

あとウルトラマンになる男って
いうところまで

ネタばれじゃないですけれど
ウルトラマンが

人間を学んでいく中で出会う
さまざまな文献だったり

そういったものが
僕が読んでいるようなもの

だったりするんですよね。
だからちょっと、はっとしたり

現場でも鳥肌が立つようなことが
たくさんありました。

鈴木≫しかも、ゆかりがあると

おっしゃっていたお父様
そしてお母様も

撮影現場に来られたと。
斎藤≫めったに来ないですけれど

も、この現場だけは
行きたいということで

監督たちといろいろな話をさせて
もらっていましたけれど。

鈴木≫何かそのあとにお父様と
話されたんですか?

斎藤≫寡黙な人間なので
そんなに多くは

語らなかったですけれど
当時の何かが

よみがえってきた感じは
若返った感じがしましたね。

華丸≫その先は
「ファミリーヒストリー」で。

鈴木≫幼少期の斎藤さんと
お姉さんのお写真も

きょうはいただきました。
お父さんの影響で

映画好きになっていったという
ことなんですけれど

始めて見た映画が1歳のときの
「E.T.」。

斎藤≫たぶん
これぐらいのときに劇場に

映画館に。
大吉≫映画館に行ったんですか。

斎藤≫ただ暗闇で
大音量で泣いてしまって

すぐに劇場から出たんですけれど。
大吉≫もちろん記憶はね。

斎藤≫劇場、最初怖いという
印象が幼少期はあったので

空間の印象はちょっとだけ
残っているんですよね。

だから、いまだに映画館
大好きなんですけれど

入る瞬間ってちょっとそのときの
何かがよぎる気はします。

大吉≫はっきり記憶に残っている
映画は何ですか?

最初に見たぞという。

斎藤≫確か「トトロ」と

「ラピュタ」ですね僕は。
ジブリの世界観を劇場で見たと

いう記憶が。
鈴木≫小学生より、それぐらい

前かもしれないですね。
同世代、同い年なので

ありますか?何か。

鈴木≫私は小さいころ
あまり映画館に行かなかったので

今も子どもを映画館に連れていく
というのがなかったんです

けれどもご両親は小さいころから。

鈴木≫今でも月に40本ぐらい
見られるということで。

斎藤≫劇場で見るのは本当に
月10本とかではありますけれど。

大吉≫月10本は

なかなか多い気がしますけれど。

斎藤≫朝とかこの時間から
やっている映画が結構あって

モーニングショーみたいな。

もう前日に
予約してしまうんですよ。

朝どうにか起きて劇場まで
とにかく行くというところから

休日なんかは朝映画みたいなのを
やっていましたけれど。

大吉≫一日を通して何本か見て
月平均だと大体40本は。

斎藤≫そうですね。

かつてはもっと時間があった
のでもっと詰め込んで

見ていましたけれど。

鈴木≫その斎藤さん

映画鑑賞のときの

こだわりというか

ルールがあるんですよね。

大吉≫まずレンタルビデオ店の
場合は「あ」の字から。

斎藤≫学生時代に
近所のレンタルビデオ店の作品を

全部見たいなと思いまして
当時まだビデオだったので

小さいレンタルビデオ屋さん
だったら全体を通してなんとか

3年ぐらいかければ

できるじゃないかということで

「あ」から始めたんですけれど

愛のなんとかというシリーズが
めちゃくちゃあって

最初のハードルでそこを
乗り越えるのが大変でしたけれど

そのとき、はやった映画に

似たタイトルを
付けるみたいなことが

80年代とかあったと思うんです
よね

愛のシリーズをクリアすると
いろいろな作品。

華丸≫「インディ・ジョーンズ」
まで長いですよね。

大吉≫クリアしたんですか。
斎藤≫あと「仁義なき戦い」の

シリーズとか
シリーズにぶち当たると結構

長期戦というか。
華丸≫ちょっと差し込みたくない

ですか?違うものを。
斎藤≫差し込みたいんです

けれども、順番が
分からなくなっちゃうので。

大吉≫全部いったんですか。
「あ」から。

斎藤≫高校3年間使って。松蔭
神社の小っちゃなレンタルビデオ

屋さんで最後まで。

華丸≫最後は何なんですか。

斎藤≫ヨーロッパのゾーンみたい
なちょっと特殊なというか

メジャー系というよりは
アート系の

映画のコーナーでしたね。
大吉≫感慨深かったでしょう?

最後のほうは。
斎藤≫そうですね。

お店の人も分かっているので
僕がそういうチャレンジを

しているのを。
協力してくれるというか。

今は借りられるよみたいなことを
言ったり。

そうですね、暇でしたね。
大吉≫時間があるとはいえ

映画が好きとはいえ
なかなかできることでは

ないと思いますけれども
そして映画館のルールが

ルーレット方式というのは
なんでしょうか。

斎藤≫これは時間ですね。
映画館に到着したときにいちばん

近い時間の作品を見るという
ようにしていまして

もちろん、ねらっていくというの
もあるんですけれど

はしごする場合は
その時間でいちばん

すぐ見られるものを見るという。

だから結構

かぶったりもするので。
大吉≫かぶったりする?

斎藤≫「アナベル」
という映画を3回ぐらい見ました。

その方式で行ったので。
なんかはまりがいいので時間の。

プログラミングを自分でしちゃい
たいですよね。

大吉≫映画、大好きですね。

斎藤≫そうですね。
映画も大事なんですけれど

映画以上に大事なものもあるん

じゃないかと最近思うように
なってきましたけれども。

大吉≫人生すべてを映画に
ささげているんですけれどもね。

斎藤≫でも映画は高々150年

ぐらいの歴史なので
最近は、もっと

映画より先輩であるもの

発酵食品とか自然物というか

もっと映画より歴史のあるものに
着眼しながら

映画をたしなむというふうに

年々、移行してはいます。

大吉≫まだウルトラマン

入っています?
斎藤≫そんなことないです。

大吉≫地球外な感じで。
華丸≫すごいな。

鈴木≫いったい、ふだん
どんな方なのか。

古くから知り合いだという
この方にもお話を伺っています。

(VTR)
斎藤さんとは20年以上の

つきあいになる
映像監督の小川弾さん。

斎藤さんって、どんな人?

小川≫わりといいやつだし

ドSな部分はありますけど。

ドS…?それはさておき…。

高校生のころ
モデルをしていたという

小川さん。

斎藤さんとは撮影現場で出会い
仲よくなったそうです。

小川≫急に、公園で…

…と思ったんですけど
結構10人ぐらい

家に集まってたんで
何か買ってきて

…いい大人が当てっこして
遊んでましたね。

斎藤さんが監督を務めた
2018年公開の映画

「blank13
(ブランクじゅうさん)」。

国内外の映画祭で8つの賞を受賞。

この映画で小川さんは
編集ディレクターを

担当しました。

小川≫…っていうスタンスは
まずありますね。

小川さん、斎藤さんの行動力に
感心したことがありました。

それは、斎藤さんが撮影現場に
託児所を作ったときのこと。

大吉≫託児所は何か
きっかけがあったんですか?

斎藤≫今出てくれた
小川なんかは彼は

小さいお子さんがいるんですけど

彼のお子さんとか
撮影現場だけじゃなく移動映画館

とかにもよく遊びに来てくれて

なんか僕ら映像業界の人間の
職場という場所と

そこにお子さんがいる
関係者の子どもがいるという

景色が

僕はすごくポジティブなもので

決して、そこに距離がなくても
いいじゃないかと

僕自身、父の撮影現場に
遊びに行かせてもらっていたん

ですね、幼少期

なのでこの業界を目指した
ということもあるので

なんかそこにないのが
当たり前というよりは

もし、こういうものがあったら
少し円滑になっていく

ということが
できるんであれば

なんか自分の立場で
できることはしてみようという

ちょっとタレントのわがままじゃ

ないですけど、そういうことを
生かせる場もあるんじゃないかな

というのは
この仕事を続けてきて

思うところではありますね。

大吉≫確かにこれは
スタッフさんが言うよりも

主演されている方とか
タレントさんが言ったほうが

通りやすいかもしれないですね。

鈴木≫意外に実現は難しかった

とか、意外にやればできるんだな
という感じですか、どうでした?

斎藤≫もちろんふだんロケだと
地域によって

制度が違ったりするし

お子さんの数だけ
ベビーシッターさんが

必要だったり
場所が必要だったり

自治体の協力を要請したりとか
いろんな条件があるんですけれど

以前、NHKさんでも
朝ドラの現場で

託児所をキャストの方
スタッフの方に

設けたという話も聞きましたし
決して僕だけが

やってることじゃなく
業界全体が少しずつ

そういう働くことと育児という

ことが共存していく時代に

なっていてもいいんじゃないかな
というのは

いち関係者として思います。
鈴木≫もう1つ

ライフワークとして
取り組んでいるのが

移動映画館。

映画館のない地域で

映画を上映して劇場で映画を見る
という体験を届ける活動で

その様子が写真にあります。
このパネルで見ていきましょう。

例えば2015年に福島で初めて
開催した

そのときは体育館
学校ですかね。

斎藤≫そうですね。

鈴木≫2016年大分でお寺とか。

斎藤≫豊後大野市で。

鈴木≫熊本では芝居小屋
全国各地で開催されて。

大吉≫沖縄は海岸ですね。

斎藤≫伊計ビーチ
あと北海道とか。

鈴木≫
どれくらいですか?これまで。

斎藤≫8年ですかね。

10年近く

年に、1回2回なんですけれども

開催をさせていただいて。
大吉≫映画に出演して

自分で作って
見せにも行っているんですね。

斎藤≫50年前にはどの地域にも
映画館ってたくさんあって

年配の方たちに聞くと
歴史があって

思い出があるんですけれど
今、劇場という場所が

物理的になくなってしまっていて
映画体験したことない子どもが

増えているという

震災を機にさらに
それが加速しているということが

分かってから
地域のハブであった映画館、

空間の体験を、
僕は

それで育ったようなものなので

今のお子さんたちにも、味わって
もらいたいなと。

最初に見た映画って
なかなか忘れないというか

そのときの空気感というか

そういうもの
ないならば一時的にでも

ご提供できたらなと。
活動です。

鈴木≫去年とおととしは
東京で開催されたということで

コロナ禍だったわけですけれど
どんな移動映画館になったのか

その様子もご覧いただきます。

(VTR)
斎藤≫本日は

ありがとうございます。
本日に至るまでに皆さんの

たくさんのご尽力をいただき
このタイミングで開催することに

とても意義を感じております。
2020年、コロナ禍。

斎藤さんたちは東京都内で
2日間にわたって

移動映画館を開催しました。
(拍手)

ソーシャルディスタンスを
確保するため

ドライブインシアター

という形での開催です。

招待したのは医療従事者と
その家族、およそ1300人。

車の中から特大スクリーンで
映画を楽しみました。

この移動映画館は
映画上映だけではありません。

芸人さんによる
お笑いのステージや

ライブ演奏で
癒やしのひとときを届けました。

大吉≫芸人の永野君
大好きなんですよね。

斎藤≫ミラクルひかるさん
と永野さんは

ほぼ毎回、出演していただいて。
フェスみたいな形ですね。

大吉≫映画のチョイスは
斎藤さんが?

斎藤≫そうですね…

去年なんかはチャップリンの
初期の短編集とかを

上映させていただいたんですけど

お子さんたちがアフレコしながら
見ていたり。

なんか100年以上前の映画でも

すごく現代に
決して、なんて言うんですかね

古くならずに届くんだなと改めて
開催してみて分かったことも

たくさんありますし。
鈴木≫さらに、この移動映画館で

上映するために
斎藤さんご自身で作った

映画もあるんですよね。
その一部をご覧いただこうと思い

ます。

(VTR)
妖精のフィル。

突然、映写機が現れます。

≫わあ

わあ!

おーっ!

フィルは妖精ムーに誘われて
スクリーンの中へ。

映画の歴史を巡る旅が始まります。

名作映画のオマージュもたっぷり。

こちらは「ローマの休日」?

♪~

映像は、やがてカラーに。

♪~

≫ガオーッ!

鈴木≫8分の作品で

斎藤さんが企画、原案、脚本

そして声優も務めたと。
大吉≫いわゆるクレイ

アニメ、粘土。
斎藤≫そうですね。

海外でも移動映画館というのは
開催していまして

いろんな団体さんと一緒に
開催させてもらって

いるんですけれど
やっぱり小さい子の

集中力というのも
2時間の映画というのは

なかなか難しかったり
あとは言語の問題で

字幕だったり

アフレコみたいなことが
必要なんですけど、従来は。

クレイアニメですと世界中の
子どもたちに

映画館がない、映画文化がない
国でも上映したりするときに

何がいちばん初めて見る

初めて出会う作品として
ふさわしいのかなと。

大吉≫カンボジアで
という写真もありましたね。

斎藤≫自分にとって映画の歴史
というか体験みたいなことを

物語にさせていただきました。

大吉≫ただ、クレイアニメって
めちゃくちゃ時間かかるでしょう。

斎藤≫めちゃくちゃかかりますね。

大吉≫ちょっとずつ
ちょっとずつ形を変えてですね。

斎藤≫3か月かかりましたね。
8分の映画でも。

鈴木≫私の3歳の子どもに

見せたら何回も見せて見せてと
繰り返し見たがるし

妖精ムーがスクリーンに
引き込んだりするところ

はっと毎回声を上げてすごく
子どもにも分かりやすいし

何回も見たくなる
作品なんだなと思いました。

例えば子どもたち
海外の子どもたちとか

そこまでして作品を届けたい
という思いは

どういうところにあるんですか。

斎藤≫自分自身は映画体験で

救われてきた、というよりは
いろんな職業を知ったというか

海外で上映するときに
地域にもよるんですけれど

将来の夢を小さいお子さんたちに
聞いたときに

身近にいる職業しか
知らなかったりするんですよね

地域によっては。

でも映画を通して
映画の中の職業だったり

映画にまつわる職業だったり

いろんな夢の選択肢が
増えていくことにも

つながることが
分かってきまして

映画体験って、ただ通過する

という場合も
あるかもしれないんですけれど

何かが残る、
僕なんかは

そこに救われてきたので
映画への恩返しじゃ

ないですけれど自分にできること
いろんな方の協力を得ながら

できたらなと思って

作らせていただき、上映を…。

この続編も
今作ったりしているので続けて

いきたいな
ライフワークとして

続けていきたいなと。
鈴木≫お忙しいと思いますけれど

もライフワークとして
続けていきたいと。

そしてもう1つVTRを
ご覧いただこうと思います。

斎藤さん朝ドラでも映画監督役を
務めたことがありましたね。

斎藤≫かつて。
鈴木≫皆さん覚えているでしょう

か?この朝ドラです。

(VTR)
2018年の朝ドラ

「半分、青い。」

涼次≫あの名作
「追憶のかたつむり」で

コートダジュールで
「その視点」賞を取った

元住吉祥平だよ。
世界の巨匠だよ。

びっくりするでしょう。

鈴愛≫元住吉、変な名前。

元住吉≫失礼だな、君。

斎藤さんは常に映画のことしか
考えていない

芸術家肌の映画監督役。

元住吉≫どっち、どっち
どっち、どっち。

世界で評価された

元住吉監督の
「追憶のかたつむり」。

ドラマの中に
この映画が出てくるのですが

実際に斎藤さんが
監督して作ったことが

当時、話題になりましたよね。

かたつむりを
撮影中の斎藤さん。

この映画が出てくる場面
ちょっとご覧いただきましょう。

元住吉≫制圧、弾圧。
これは、現在の私の姿である。

かたつむりはご覧のとおり
円と線でできている。

かたつむりの甲羅の円は
地球を示し…。

元住吉≫ここ、ここ、分かる?
涼次≫えっ?

元住吉≫かたつむりの目線なの。

カメラの高さが
かたつむりの目線の高さなの。

涼次≫すげえ。深いっすね。

と言うか、かたつむりの目って
どこですか?

元住吉≫角の先だろ角の先。

涼次≫ああ、あのカメラワークは
そういう、深い。

元住吉≫うわ、まぶしい。

鈴木≫あの中で作られた映画は
ご自身の。

ご自身から作りたいと。
斎藤≫脚本を書いたんですよ。

タイトルだけ北川悦吏子さんの

脚本に書かれていてせっかく
だったら、そのかたつむり、

かたつむりになった
男の話なんですけれど

そのプロットを
書かせていただいて、北川さんに

プレゼンをさせてもらったら
いいんじゃない、ということで

今度NHKさんに
プレゼンさせていただいて

まさに、このスタジオで
撮らせていただいて。

鈴木≫このスタジオですか
そうだったんですね。

斎藤≫本当は人間パートもあった
りするんですけれどそこは

まだ撮影できていないですけれど
放送としては

そこまで作ったものを
提出しました。

大吉≫今思えば
素に近い役どころだったのかも

しれないですね。

斎藤≫ちょっと怪獣映画っぽいし。
大吉≫「ウルトラQ」みたいなの

も入っていましてよね。

鈴木≫そして斎藤さんへたくさん
メッセージいただいております。

山口県40代の方です。

斎藤さん、ハンサムなだけじゃ
なくて存在そのものが男前。

託児所のエピソードは
社会の困り事を自分事として

行動に移してくださって
とってもすてきで涙が出ました

というメッセージ

それから東京都40代の方

「シン・ウルトラマン」を見た
7歳の息子が

観賞後、号泣していました。
ラストが泣けて泣けて

しかたなかったそうです。
映画に感銘を受けて、こんなに

泣いたのは人生初だと思います。
斎藤≫うれしいです。

鈴木≫質問です。監督として。
愛知県長崎出身ですという方です。

監督として、華丸さん

大吉さんを役者としてあてると

どんな役が似合うと思いますか。

斎藤≫でも僕大吉先生は何か
アウトローな役

絶対合うと思うんです。

寡黙な感じで。

大吉≫はい、はい。

斎藤≫その裏で、すべて
牛耳っているのが華丸さん。

鈴木≫さらに。

華丸≫謹んでお受けさせて
いただきます。

大吉≫受けるんじゃない。
すみません、こんなむちゃ振りに

答えていただいて。

鈴木≫40代、埼玉県の方。

工さんの腸活生活の中で

ぬか漬けしたもので
おすすめのものを教えてください。

先ほど発酵食品に興味があると。

斎藤≫アスパラガスとか
ごぼうがおすすめです。

鈴木≫ご自分で漬けてらっしゃる
んですか。

斎藤≫はい。
華丸≫歯応えなくなりませんか。

斎藤≫ごぼうは特に歯応えのまま
味がしっかりしみこんでいて

おすすめですね。
大吉≫聞いたことないですね。

鈴木≫ほかにも

後ろにたくさんイラストなども
いただきました。

斎藤≫ありがとうございます。

鈴木≫皆さん、上手ですね。
時間が足りませんでした。

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