出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 ジミー大西[解][字]
~画家として世界でも活躍!明石家さんまさんとのデビュー秘話も~ジミー大西さんが今日のゲストです。
◇ゲスト
天然ボケの独特な芸風で知られるお笑い芸人・ジミー大西さんがゲスト。
◇番組内容
仕事上の失敗で怒られていたところを明石家さんまさんに助けられ、のちに専属の付き人兼運転手になったジミーさん。そこでも数々の失敗を繰り返したが、さんまさんは温かい目で見てくれていたという。そんな中、さんまさんの長女IMALUさんが小さい頃、一緒にお絵描きをしていたジミーさんの絵を見て言った“さんまさんのある言葉”がキッカケで画家の仕事をするように。今年は画家30周年、一年にわたり全国で個展を開くという。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- 画家
- 監督
- 吉本
- 太郎先生
- 丁目
- 一応
- 絵描
- 奇麗
- 銀座
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
(黒柳)この見事な絵の作者が
今日のお客様で
お笑い芸人で画家の
ジミー大西さんです。
よくいらしてくださいました。
こんにちは。
ご無沙汰しております。
実は 画家としては 世界各国で
評価されていらっしゃる方で
明石家さんまさんの運転手さんが
芸能界の始まりでした。
色んな さんまさんのお話とか
伺わせて頂きます。
よろしくお願いします。
お笑い芸人として40年
っていう事だそうですけど。
そうですか。
最初 高校時代に
明石家さんまさんが
テレビ朝日の
歌番組の司会 やってたんです。
で それで
早見優ちゃんが出てたんです。
早見優さんが。
早見さん。
僕 実は早見優さんの
付き人になりたくて。
うん。
ほんで この世界に入ろう思って。
ほんで ちょうど
明石家さんまさんの番組に
早見優ちゃんが出てたんで…。
うん。
あっ 早見優ちゃんも
吉本の人や思って
吉本へ行ったんです。
「すいません」
「早見優ちゃんの付き人に
なりたいんですけども」と。
「明石家さんまは吉本やけども
早見優ちゃんは
プロダクションが違うから
吉本 来られても困る」って
言われて。
でも 吉本の舞台に…
「もしかしたら 早見優ちゃんと
会える機会が
あるかもわからへんぞ」と
その会社の人が言われて。
ちょうど その時に
舞台裏で働く人がいなかったんで
「あっ 君 ちょっと働こうか」と
言われて
「給料 出してあげるから 働け」と。
うん。
で 働いたんです。
裏方で。
裏方で。
そこで 要するに
新喜劇のセット作ったり…
手伝ったりとか
落語台 出したりとか
次は誰ですかと
あんなんを出したりする
仕事やったんですけど。
それが ちょっと 僕
ミスったんですね。
どんな?
はい。 まあ ちょっとね
先輩に怒られてるところへ
明石家さんまさんが
来られたんです。
うん。
で まあ…
「なんか 変わってんな」って
言うて
まあ その先輩…
ちょっと この辺で もう…。
怒らないでやってって?
「怒らないでやってくれ」って
明石家さんまさんが
言うてくれたんです。
で 僕 明石家さんまさんに
懐いてしまって。
うんうん。 あの方 いい方?
いい方で。
ほんで 懐いてしまって
で たまに 泊まりに行ったりとか
してたんです。
で ある時 さんまさんが
東京の方が忙しくなってきて
「東京で誰か…
運転手を探してんねんけど
運転手 おれへんか?」って
言うんです。
ほんで
「はい。 僕 します」って言うて。
「免許 持ってんのか?」って
言うから
「いえ 持ってません」って
言うたら…。
ええー 持ってないの?
はい。
「ほな あかんやんけ」って言うて。
ほんで 「あそこあるやろ」って。
「あなたも2週間で免許が取れる
という所あるやろ」って。
「あそこ 行ってこい」って
「お金 渡すから」って言って。
ほんなら 半年かかってしまった。
ハハハ…。
2カ月じゃいかなかったの?
2週間では無理やって。
あっ 2週間。
ええ。
ほんで
さんまさんが帰ってきた時に
「俺 中古でも
1台 車 買えてたな」って…。
ハハハハ…。 そのお金でね。
そのお金で。
でも 運転できるようになったの?
ほんで まあ
さんまさんの運転手をしてて…。
うん。
ほんで まあ… 雨降りの日に
ワイパーが こう
かかってしまうんですね。
ええ。 そりゃね。
はい。 ただ 一定の速度なんで…
眠たくなってしまうんです。
うん。
で さんまさんが
「コラコラ 寝たらあかんぞ
寝たらあかんぞ」って言ったり
駐車してる
車の後ろに止まって
「若… さんまさん 渋滞です」って
言うたら
「いや… それ 前
駐車してんのんちゃうか」って
言われたり。
あと 霞が関 渋滞してたんでね。
ほんで… さんまさんの事
「若」って呼んでるんですけど。
「若 渋滞してます」って言うて…。
「若」って呼んでるの?
一応 「若」って呼んでるんです。
「もう渋滞してます」って
「降ります」って言って
バッと降りたんです。
ほんなら また
その霞が関 上ってしまって…。
入り口から?
入り口から また…
「出たと思ったら
また上ってるやないか」とか。
まあ さんまさんには
色々 ちょっと迷惑をかけ
お世話にも
なってるんですけども。
ほんで 『徹子の部屋』の
記念かなんか そんなんの時に
さんまさんが…。
いらした事ある。 うん。 いらした。
ねえ。 で 来た時に
僕 その時 運転手で僕…。
あっ 来てたの?
来てたんですよ。
ほんで その時
初めて黒柳徹子さんを
初めて見たの 僕
その時だったんですよ。
ああー なんて お美しい…
やっぱり お美しいなと…。
本当? ありがとう。
画家の方にね
そうおっしゃって頂くと
うれしいですよ。
あっ いえいえ。
あの時に見て なんか
オーラがすごいなと。
本当?
はあ。 付き人ながら思いました。
じゃあ 随分長く
面倒見てくださいましたよね。
今でも… 小遣い
ちょっと もらってるんです。
あっ そう。
はい。
会うたら 僕の事
58歳と まだ思ってないみたいで。
今でも会うたら…
まあ 明日 会うんですけども。
小遣い…
「ジミー これ 小遣い」って…。
あら いいわね。
はい。 ほんで みんなが
「50歳過ぎて
小遣い もろたらあかんで」って
みんなから…。
言われてんの。
黒柳徹子ですけど 私は。
よろしく言っていたと
さんまさんにお伝えください。
言うときます。 黒柳さんも
ちょっと もらってましたけどね。
僕が さんまさんの
付き人やっていた時に。
私? あなたにあげた?
あの これ…。
本当に?
はい。 こう ポチ袋をね…
「これで ご飯 食べなさい」って
言うて。
私?
はい。
知らなかった。 本当。 よかった。
その時は1万円…。
1万円。
フフ…。
1万円は少ない方? ちょっと。
まあ… どっちかって言ったら
少ないですね。
ハハハハ…。
「なんか 食べなさい」って。
「甘いもんでも食べなさい」
とかなんか…。
あっ そう。 よかったです。
ああ…。
でも あなたって
昔は人見知りだったんですって?
そうです。 ちっちゃい時は…
人見知りで
ちょっと 言葉も遅い…
みんなより
遅かったんですけども。
あんまり
しゃべらない子やってみたいで。
ほんで ある時…
小学校3年生の時に
マキさんっていう女の子が
いつも…
はないちもんめって
昔 あったでしょ。
「あの子が欲しい 欲しい
はないちもんめ」。
それで いつも
「大西君が欲しい」って
そのマキさんが必ず…。
マキさんが?
はい。 必ず言うてくれるんです。
うん。
ほんで 僕
ものすごい好きになってしまって。
ほんで 初めて言葉を発したんが
「好き」なんですよ。
ああー 「好き」。
っていう言葉が初めて…。
あっ 言葉。
はい。 ほんなら 大西が
しゃべったってなったんですよ。
ほんで 夏休み… 終わって
9月になったら
マキさんが休んでるんですね。
来ないの?
来ないんですよ。
ほんで 「先生」って。
「マキさんは?」って言うたら
「いや ちょっと 今
体調の方が悪くて」って言うて。
で 9月の13日に
マキさんが… 先生が
「マキさんは
病気で亡くなりました」って
言うんです。
あらー。
そんなに若い… 若いっていうか
小さいのに。
はい。 ほんで
亡くなったという意味が
僕には わかんないんですよ。
あっ そうなの。
自分の中で
亡くなった方がいないので。
うん。 そうか。 うん。
はい。
で ある時に先生が
そのマキさんの机の上に
花を置いたんです。
ほんで そこで
亡くなるっていう事は もう
この世にいない事なんだ
っていうのを
そこで初めて認識したんです。
で 僕 学校から家まで…
学校の前が家やったんで
朝早く来て…。
近いの。 うん。
近いんです。 早く来て
水を… 花瓶の水を替えたり
ちょっと 田んぼ 行って
花を替えたり。
でも 自分って…。
言えない?
ちょっと 恥ずかしかって。
ほんで まあ 先生は知ってて。
で 2学期の終わりの時に
「大西君
ちょっと こっち来なさい」と。
「花の花瓶とか 花をあげてたんは
大西君って知ってますよ」って
先生が言うて。
うん。
「実は この2学期から席替え…
もう 花をなくして
席替えしようと
思ってんねんけど いい?」って
先生が言うから
「もう いいですよ」って言うた。
ほんで 席替えしたんです。
うん。
席替えして その椅子…。
また たまたま
マキさんの座ってた机が
僕 当たったんです。
本当に?
本当に。
ほんで パッて その机の中…
まあ 机って
こんなん 一個ぐらいです。 ねえ。
机の中 パッと触ったら
1個だけハンカチがあったんです。
中に?
はい。
マキさんの?
マキさんのハンカチが。
はあ。
ほんで もう…
ああ これは
僕に残してくれたんだ…。
そうだね。
はい。 うれしくなって。
ジミー大西さんは画家として
世界各国で評価の高い方で
いらっしゃいます。
今日は絵を3枚
持ってきて頂きましたけども。
あと スペインとか色んな国で
皆さんがね
絵を欲しいとおっしゃって。
随分 色んな所で 絵を
お売りになったりしたんでしょ?
はい。
一応 スペインも ロンドンも
ニューヨークも
一応 個展はさせて頂いて…。
あっ すごいわね。 あっ そう。
で みんな あなたの絵
好きだって言いましたか?
あの… スペインは
スペイン語しゃべって
ロンドンは英語なんで。
英語で。
何言うてるか わかんない…。
あっ そうか。 わからなかったの。
でも…。
逆に 日本的な絵だなっていう
海外からの評価なんです。
そう。 海外の評価は日本的って。
はい。
ほうー。
でも 日本の方は海外的だなと
おっしゃるんですけどね。
思いますね。 一番左側は
なんていう題名ですか?
『THE 銀座』というて
銀座4丁目を描いたんですけどね。
あっ 地下鉄やなんかがあるとこ。
はい。
4丁目の和光があって
三越があって… あの通りね。
ブランド街っていうんですかね。
ええ。
あっ そうなの。
はい。
まあ 一番最初に さんまさんに
東京に連れてきてもらって
銀座4丁目 立った時に…。
ここのとこね。
ここ。
カルチャーショック
受けたんですよ。
うわ 都会って
こういう事を言うんだと。
奇麗な人がおって こう 上品で
建物が奇麗で
色んな建物があるなと。
自分の中でね
カルチャーショックを受けたんが
銀座4丁目です。
あっ そう。
じゃあ それは
その印象があるのね。
はい。
でも 本当 時計があってね
4丁目っていう感じしますよね。
はい。
で また 歩いてる人がさ
奇麗な格好してるでしょ。
そうなんですよ。
ねえ。 奇麗な靴履いて。
その靴が光ってるし
エレガントやし。
この真ん中の絵は なんですか?
真ん中の絵は『輪』っていうて
動物もみんな…。
仲良く?
仲良く…。
一緒に?
一緒に 和やかに…。
そうですか。 一番右端は?
これは
甲子園が新しくなったんですね。
建物ね。
建物が。
その時に『新生甲子園』っていう…。
ええー。
夏の大会の…。
新しい。
一応 高校球児なんです 僕。
あなた?
はい。
へえー。 なんだったんですか?
ポジションは。
マネジャーですけどね。
マネジャー? へえー。
いや 実は
推薦で入ったんですけどね。
で なぜかというと… なぜ
マネジャーになったかというと
サインが覚えられなかったんです。
ああー 監督のサインが。
監督が…。
あのね
足し算 引き算があるんです。
本当。
5 4 3 2 1
足す 引くなんです。
2が出たら盗塁
1が出たらバントなんですね。
難しいね。
はい。
ほんで 僕
バッターボックス 入ったら
マイナス3が出たんです。
フフフフ…。
マイナス3ってなかったよなと
思って。
もう一回 お願いしますって…
ベルトを触ったら
もう一回
監督がサイン出してくれる。
今度は間違うたらあかん 思って
バッターボックス外して…。
監督が5かっていうて こう…。
あっ 次 引く2かって
こう書いたんです。
監督が「タイム タイム」って。
「替われ。 バレるやんけ」って
サイン。
みんなにね。
みんなに。
で 「野球する以前の問題 違うかな
大西君は」って言われて
マネジャー…。
…に ならされた。
ならされた。
「なるか?」っていう事で
なったんですけど。
あっ そうなの。
あなたは さんまさんところの
IMALUさんが小さい頃に
一緒にお絵描きの勉強も
したんですって?
そして さんまさんに
褒められたとかって。
そうなんですよ。
IMALUちゃんが
まだ年少の時に
さんまさんとしのぶさんのとこへ
遊びに…。
まあ しょっちゅう
行ってたんでね。
ほんで
IMALUちゃんと一緒に
2人で
お絵描き大会してたんですよ。
ほんで それを さんまさんが
パッて見はったんですよ。
ほんで 「お前 変わった絵描くな」
って言うて
「ちょっと そういう番組
言うてあげるわ」って言うて。
で さんまさんに出してもらった。
ほんで…。
なんと 岡本太郎先生から
ファクスの手紙が来たんで…。
その番組のあとで?
はい。
へえー。 なんですか?
ええー…。
「いいよ。 もっと
キャンバスを気にしなくて
キャンバスから はみ出しちゃえば
いいんだよ」っていうのが…。
岡本太郎さんから。
はい。
うれしかったでしょ?
もう 人生変わりましたよ そりゃ。
あの手紙なかったら
絵描きなってないですよ でも。
あっ そう。
はい。
で 太郎先生に見てもらおう
思って
インドの方へ…
ちょっと 絵描いて。
太郎先生に見てもらおう
思ってる時に
太郎先生がお亡くなりになられて。
あっ そう。
ほんで 養女の岡本敏子さんに
それを持って行ったんですね。
で 「その事 ちゃんと覚えてるわ」
とか言うて…。
あっ そう。
はい。
で まあ 太郎先生が亡くなって
太郎先生の仕事が
ちょっと あったんで。
で 岡本敏子さんに その仕事を…
ちょこちょこ 絵の仕事を
回してもらったんです。
あっ 本当に。
へえー よかったですね。
よかったです。
ついてるっちゃついてるな
思って。
本当ね。
はい。
で ボジョレー・ヌーボーの
ワインのラベルとか
やったんですけどね。
うん。
で まあ 敏子さんと一緒に
「今回 こんなんやったんです」
って言うて。
で ワインを…。
一緒に飲んだりしたの?
あっ あるある。
あっ これ? あら 上手ね。
で まあ 敏子さんと一緒に
「ワイン 乾杯しない?」って
言うて
一緒に乾杯して…。
あっ そうなの。
他の作品も ご紹介致しますね。
はい。
これは なんです?
『百花繚乱』といいまして…。
ああ すごい。
ドラゴン… 龍なんですけども。
本当ね。
やっぱりね でも…。
そんなに 僕 絵
本当にうまくないんですよね。
でも うまい。
こんなのだって うまいじゃない。
いやいや…。
キリンとか。
実は… 「小学校の時とか
絵 うまかったの?」とか
よく言われるんですけど
実は そんな
絵がうまい事ないんです。
なんでかっていうと
いつも 通知簿っていうて成績表。
お母さんのとこへ持って行ったら
お母さんが…
僕の事 秀ちゃんって
いうんですけども。
「秀ちゃんの通知簿は
いつも マラソンやね」って。
「えっ どういう事?」って
言うたら
「1 2 1 2 1 2。
3がないよね」と。
あっ そうか。
絵も3じゃなかったの?
絵も3じゃなかって
1 2 1 2なんです。
咲子さん。
ええ。
お母様 お元気なの?
はい。
まあ 年 いってるんですけども
元気にやって…。
あっ そう。
はい。
僕が1964年の元旦生まれなんです。
へえー。
で 国民は皆さん…
おめでとうございます
おめでとうございます
っていうのは 自分に
言われてるのかな 思ったら
実は国民の日で
おめでとうございます
おめでとうございますって言うて。
で お年玉も誕生日プレゼントも
全部 お年玉に含まれてるんです。
フフフフ…。 そうか。
はい。
で まあ お母さんだけは
いまだに
ちっちゃなケーキを1個
「おめでとう」って…。
あら 優しい。
はい。
そう。
はい。
今でも正月になったら
「ちっちゃいケーキあるから」って。
やっぱり お母様だわね。
はい。
でも あなた しばらく
画家を辞めてた時が
あるんですって?
はい。
ちょっと自分の時給計算したら
380円やなと思って
ちょっと筆を折ってしまいまして。
辞めようと思って。
380円っていうのは
どういう計算なの?
自分の中で
このぐらいで売れたとした…。
全部が全部
自分に入ってくるわけじゃ
ないじゃないですか。
あっ そうか。 画商とか。
画商さん… 例えば 百貨店とか
まあ 吉本興業とか…。
あっ そう。
…が抜いて 自分に入ってきて
それを時給計算したら
380円やったんです。
安いね。
安いですよね。
だから 僕も辞めよう思って
辞めたんです。
ある時 さんまさんが
「ジミー なんで絵 描けへんねん」
って言われたので。
それがね 2年前ですね。
「いや もう 時給計算して
380円なんで
僕は もう 絵を辞めました」って
さんまさんに言うたんです。
ほんなら さんまさんが
「あのな 人を笑かすとか
人を楽しませる
我々の商売っていうのは
時給計算なんか
するもんじゃない」。
例えば たくさん笑かしたら
それだけのお金をもらえ…。
「人を楽しませたら
それだけのお金がもらえる」
「そこそこ笑かせてるヤツは
そこそこのお金をもらえる」
「全然 笑かせてない…
楽しませてないヤツは
一切もらわれへん。
それと一緒や」って。
「そういうふうに考えて
絵で… もし お前の絵を見て
楽しむ人がおったら
それはそれで
お前に ちゃんと返ってくるから
描きなさい」って言うて。
あっ そう。
「はい。 じゃあ 描きます」って
言うて…。
それで描き始めたの?
はい。
よかったね。
よかったです。
まあ 人生の師匠ですね。
そうですね。
また描こうっていう気に
なったのはね。
本当 もったいないですもんね。
はい。
そう。 じゃあ 今 描いてるの?
今 ずっと
描いていってるんですけども。
今 描いてるとこね これね。
はい。 描いて…。
マネジャーが映してるんですね。
ハハハハ…。
随分ね 細い筆で描いてるのね。
あのね 太い… 筆って…。
皆さん
どうかわからないですけど
筆って ものすごい
自分に相性ありますよね。
自分が好きなね 筆ね。
それが
こんな爪ようじみたいな…。
だから
ものすごい時間かかるんですよ。
でも 今度 画業30周年記念作品展
「POP OUT」っていうのが
あるそうですけど。
4月27日から銀座三越で
展覧会があるそうですので
もし よかったら 皆さん
見に行ってあげてください。
ありがとうございます。
で そのあと
ずっと1年間
全国 回るんですって?
その展覧会が。
全国 回らせて頂きます。
ねえ。 そこで せっかくですから
さんまさんにひと言
お礼 言ったら?
はい。 さんまさん 僕より先に
旅立たないでください。
僕の葬式 さんまさんに
挙げてもらわなあかんので。
フフフフ…。
お願い致します。
そんな事でいいの?
えっ?
そんな事でいいの?
いや もう…
これは もうね
何もかも さんまさんが…
やってもらってるので。
もう こうなったら
自分の… 僕の葬式も
さんまさんに挙げてもらおう
思って。 はい。
断られたら どうするの?
いや 「挙げてあげる」って
言うてましたわ
この間。
本当に? フフフフ…。
「お前の葬式も
挙げてやるから」言うて。
あっ そうなの。 じゃあ 大丈夫ね。
フフフフ…。
その前に 「老人ホームでも
造ろうか」言うてました。
あっ そう。
それはいいと思いますよね。
一緒に行ったら楽しいじゃない。
あなた 老人ホーム入って
絵描いてたらさ
すてきじゃない。
ねえ。
ねえ。 いいと思いますよ。
ありがとうございます。
本当 今日 来てくだすって
ありがとう。
どうも ありがとうございます。
お世話になりました。
『徹子の部屋』は
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