出典:EPGの番組情報

NHK地域局発 えぇトコ「伝説の女神!知られざる福の山~京都 福知山市~」[字]

旅の舞台は、京都府北部の福知山。山里の伝統を守る女性たちに出会います。旅人:渡辺正行 島田洋七

番組内容
旅の舞台は、京都府北部の福知山。山里の伝統を守る女性たちに出会います▽美味こんにゃく&黒豆▽古都の神社仏閣を支える丹波うるし&和紙▽300年酒蔵と共に 旅人:渡辺正行 島田洋七
出演者
【出演】渡辺正行,島田洋七,子守康範,橋本のりこ

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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  1. コンニャク
  2. 雲海
  3. ウマ
  4. スゴ
  5. 伝統
  6. 黒豆
  7. 女神
  8. 福知山
  9. バア
  10. 雲原
  11. 女性
  12. 夜久野
  13. メッチャ
  14. 親孝行
  15. 清流
  16. 丹波漆
  17. 毛原
  18. ハム
  19. 何度
  20. 頑張

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

NHK
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お~! 見てくださいよ…

雲の中に すっぽりと入った
福知山市大江山。

全てが白に覆われます。

本当は ここに
バ~ッと雲海が。 まあな。

だから まあ あの…
雲海がありすぎると。

もし 晴れていれば現れる雲海。

冬の朝に まぶしく輝き
神々しい絶景をつくり出します。

雲海は見られませんでしたが

雪景色にはしゃぐ
お笑い界のベテラン2人。

転んでも
ただでは起きません。

今日 いい出だしですよ。
今日は楽しい旅にしましょう。

そう 頑張ろう!
よろしくお願いします。

女心を知り尽くしているという
渡辺さんと

昭和のバアちゃんに
育てられた洋七さん。

雲の下にいる女神に
今 会いに行きます!

♬~

今回の「えぇトコ」は…

ビックリするぐらいウマいって。

いい娘さんじゃないですか。

どっこいせ!

バアちゃん 母ちゃん 姉ちゃんの
笑い声がこだまする

知られざる福の山へ いざ!

山を下りてやって来たのは
雲海に覆われる里 雲原です。

あ~ ほら!
いやいや きれいだな~。

これだけで絵葉書になりますね。
スッゴいやろ。

ああいうのが
雲海になるんですね きっとね。

あれが…

あ~ 湿気とか。
立派ですよ! あれ。

ネギなんか シャキッとしとるやろ。

野菜 よく知ってますね。
家で ちょこっとつくってんねん。

雲海のおかげで 豊かな実りに満ちた里で
出会う女神は…。

おっ 何か作業してはんで。

こんにちは。 こんにちは。
こんにちは。

何をなさってるんですか?

そばの実をとったあとの わらを
干していたのです。

そのわらを
一体 なぜ干しているのか?

コンニャクの。

そう 雲原きっての名物 コンニャク。

潰したコンニャクイモを固めるために
あくが必要なんです。

そばわらを燃やしたあとの灰

そのあくを使うのが
この地のやり方なんだそう。

あっちでカンカンやってる あれは?

まき!?
このまき 全部つくったの?

え~!
これ 全部?

まきの強い火力でないと

おいしいコンニャクに
ならないといいます。

俺 ちっちゃい時から
バアちゃん家でやってたもん。

え~。
じゃあ…。

こんなやる気になる
島田洋七 初めて見ました。

(笑い声)

あっ…。
割れた。 上手 上手!

そして 渡辺さんも…。

そうそう そうそう。
スゴ~い!

まきでゆでるコンニャク

おくどさんと呼ぶかまどを
見せてもらうことに。

こっちが おくどさんなんです。
このおくどさんも 手づくりで。

これも?
へえ~。 はい。

立派なおくどさんで湯がかれる
まるまるとしたコンニャク。

つくるのは おふくろの味を守る
雲原の女神たち。

最高齢 82歳の井上容子さんが

昔ながらのやり方を次の世代に伝え
伝統の味を紡いでいるのです。

思い出すな~。
いや 俺 小学校2年から

朝は 自分でごはん炊いて学校行っとった。

何か でも
こういう火を見てるといいですよね。

えぇやろ。
う~ん。

まきの火で1時間湯がいたコンニャクは

冷水にさらして あら熱をとり
料理されます。

それを食べるのは…。

スゲえ。
カッコイイやろ。

うわっ いろりがある。

お待たせしました。

冬にうれしい
いろり端で いただきます。

まずは 出来たてが一番おいしいという
刺身コンニャク。

やわらかくて おいしいと思いますよ。

絶品ですね。
コンニャク自体のクセがない。

ちょっと
今までのコンニャクの味が変わりますね。

これ ちょっと価値ありますよ。

スゴいおいしいでしょ?
おいしい。

こちらは なんとコンニャクのカツ。

大人も子供も大好きな
雲原の新しい味です。

あっ これはムチャクチャ ウマいぞ。

メッチャおいしい。
中は コンニャクでやわらかくてね。

周りがパリッとしててね。

極め付きは 山の木の実などを
たっぷり食べたイノシシの肉と

コンニャクをはじめ
雲海の幸をたっぷり入れた…。

この鍋がいいんすよね。

その名も 雲原ぼたん汁です。

鍋に入れたコンニャクのお味は?

また この刺身とは違うね。
おダシ 吸ってね。

コンニャク メチャクチャ ウマいね
鍋入れたら。

ありがとうございます。
間違いなく。

そして イノシシ肉。

脂身で もうとろっとくるね。
おいしい。

このまたね お野菜がおいしい。

寒い キュッとするさかい
お野菜も甘みがあっておいしい。

やっぱり つくったらおいしいのよな
自分とこで。

昔は そうだったんだもんね。

(笑い声)

お待ちしております。

20年前に夫を亡くし 82歳の今

雪深い山里で 一人暮らす井上さん。

元気にしてくれたのが
コンニャクです。

いや これはおいしい!

母から教わったやり方を
仲間の女性たちに伝え

一緒にコンニャクをつくることが
何よりの喜びだといいます。

(笑い声)

何入れてもいいし…

楽しいです。
ウマいことできてんのよ。

おふくろの味がつないだ
楽しさ やりがい。

人々を笑顔にする
雲海の里の まあるいコンニャクです。

丹波の国 福知山の一番西

兵庫県との境 夜久野の里へ。

上夜久野だから 夜久野の上ですね。

(笑い声)
何の意味があるん?

バカヤロー お前…

すいません。

そんな夜久野で見つけたのは…。

何あれ うわっ!

うわっ!

自由自在に鳥を操るこの人…

飼い慣らしたタカなどを空に放ち
獲物を捕らえる鷹匠。

福知山に息づく伝統の技です。

この日は 狩りに備えて
妻の律子さんと練習の真っ最中。

うわ~ カッコイイ。
エサが欲しいで戻ってくる。

はは~。
(笛の音)

こっちへ来るよ。 危ない!

(笛の音)
お~ 捕まえた。

僕らが試してみることっていうのは
できるもんなんですか?

ああ できますよ。

いや 師匠がやった方が絵になりますよ。

何を言って…。

渡辺正行 鷹匠に挑戦します。

手に乗せたエサを目指して
飛んでくるというのですが 果たして!?

はい。 はい 行って。

うわっ!

よ~し よ~し
慣れてくるとかわいいですよ。

大自然の命と向き合う鷹匠の技です。

夜久野の里で受け継がれる技は
ほかにも。

あっ
何やってらっしゃるんですか?

漆かき。
あっ 切ってるな。

何か 樹液が出んねやろ?

樹液からつくられる漆は
日本の器を彩ってきました。

ここ 夜久野は 丹波漆と呼ばれる
知る人ぞ知る 上質な漆の産地。

やっぱ 違うもんですか?

へえ~。

艶と透明度で
全国に名をはせてきた丹波漆。

京都の神社仏閣の建物や仏像などにも

重宝されてきました。

木をひっかいてとる漆。

数少ない女性職人の
高橋治子さん。

先輩に教わりながら
伝統を受け継いでいます。

極上の丹波漆に魅せられ 大阪から
22年前に たった一人でやって来ました。

へえ~。

貴重なんですね。

こんだけしか 今…。
(笑い声)

貴重な丹波漆 どう使うのか

高橋さんの工房で見せていただくことに。

お邪魔します。 これは?

昔 漆を精製するために。
おけ。

え~…。

漆だけの厚みです。

その漆を塗る時に使うのが…。

へえ~。

女性の髪の毛で出来た
はけで

朱色の顔料を混ぜた漆を塗っていきます。

あっ きれい。
スッゴいな。

器などを丈夫に 長もちさせるため

また 金ぱくなどを貼る接着剤として
使われてきた漆。

実用と美しさを
兼ね備えたところに

引かれるのだといいます。

赤って。 いい色でしょ。

何度も 塗っては研いで
ようやく完成する漆の器。

何で そんなに
漆に魅せられたんですか?

丹精込めた高橋さんの器で
コーヒーをいただきます。

飲みやすい。 スゴくやわらかいです。
そうですよね。

日本が誇る先人の知恵の結晶。

その元となる木を育て

一心不乱に漆をかき続け

何度も何度も器に塗る。

全て 自分の手でつくれることが
うれしくてたまりません。

うれしいです。
だって

単身 ここに来て
やってらっしゃるっていうのが

やっぱり パワフルですよ。

あ~ そうですか。

明日も頑張ろう!

豊かな自然に英気をもらい 磨き上げる
女神の器です。

続いては 福知山城の東。

江戸時代に旅人が通った街道は

当時の風情を残しています。

時代を感じますよね。
感じる。

町並みも きれいですもん。

福知山の地酒
この時期はあれやど。 新酒。

ここでつくってるんですか?
そうなんです。

酒蔵。
はい。

おたくは ここの何ですか?

全国でも珍しい女性杜氏の今川 純さん。

300年続く 福知山唯一の
老舗酒蔵を守っています。

お待たせしました。
ありがとうございます。

ちょうど しぼりたてだという
新酒を

店先で特別にいただくことに。

ウマっ。 キレも甘さも。

新鮮。 フレッシュなキレがありますね。

地元の酒米と地下水が育てた自慢の酒に

ぴったりだという あてがあります。

よければ お酒に合わせてどうぞ。
何ですか? これ。

ハム?
はい。

もう 昔の人遊びに来て
ここで2時間も3時間もお茶飲んでな。

あ~ そうですね。
土間があってね。 土間があってさ。

その土間で 貴重な京地鶏を熟成させた
ハムをいただきます。

ちゃんと 鶏の味もするけど
塩味で ハムになってて。

(笑い声)

合い過ぎ。

ぐいぐい飲みたくなる評判の酒を
生み出す純さん。

もともと 家業を継ぐつもりは
全くなかったといいます。

その姿を見て協力してくれたのが
夫の玄さん。

そして 父の新六さん。

店を守ってくれた娘には
感謝しかないといいます。

じゃあ もう閉めようと思ったんだ…。

そうですか…。

今は もう…

泣いた?

(笑い声)

(笑い声)

純さんは 分かっていました。

父が家族を守るために
やむなく廃業を決意したことを。

そんな父のためにも
頑張ってきたのです。

いい娘さんじゃないですか。
こんな親孝行…。

だって俺ね 娘の親孝行って
例えば お小遣いもらうとか

そういうのでは
親孝行とか感じないもんね。

ちょっと 師匠
いいこと言うじゃないですか。

何なんですか それ。

何か…

(笑い声)

親孝行の娘が醸す
福知山 300年の味です。

スゴい渓流ですね。

スゴいな。
夏やったら飛び込みたいな。

壮観ですね。
キラキラしてますよ 水が。

同じ福知山でも ここは丹後。

清流 宮川です。

その上流に この地の人が いにしえから
大切にしてきた場所があります。

あれが 天岩戸神社って言うんですって。

急斜面に建つ天岩戸神社。

天照大神が 伊勢神宮よりも先に
降り立ったという伝説から

近くに内宮 そして外宮もあり

合わせて 元伊勢三社と呼ばれ
敬われてきました。

鎖があるってことはさ
あそこまで登れるってこと?

ちょっと 行ってみますよ!
せっかくだから。 ぐっ…。

渡辺正行 65歳
ありがたい祠を拝みたいと

鎖一つで 岩をよじ登ります。

見事 到着。

島田洋七 71歳
負けてはいません。

もうちょっと上までぐらいは…。

大丈夫ですか?

来たぞ。 登れた~!

無事到着。
太古の神に祈りをささげます。

何か パワーを感じるね。
何か やっぱり。

神が守る清流がもたらす
福知山の宝があります。

あれ 何か…。

あちら 作業してらっしゃる方が…。
あっ 誰か出てきはった…。

こんにちは。 こちらは?

すいた紙を板に張って
天日で乾かしている最中でした。

田中敏弘さんと 娘の良子さん。

紙の原料である こうぞも育てる
全国でもまれな和紙職人です。

およそ1, 300年もの歴史を持つといわれる
丹後和紙。

宮川の豊かな清流のたまものです。

京都の神社仏閣 国宝などの修理には

田中さんの和紙が
欠かせないといいます。

もう布みたいですね。
布やな。

そう。 今は?

え~。
はい。

つくり方も昔のまま。

皮をはいで きれいにした
こうぞの繊維を

簀桁と呼ぶ木の枠に乗せ
丁寧にならしていきます。

はあ~ うわうわ…。

これが1枚? はい。
へえ~。

こうやって 一枚一枚
紙をつくってるんだ。 はい。

伝統の和紙づくりに挑戦します。

はい。
これをこうして…。

あら! これ はがれたな。

厚みが偏ってしまうと 商品になりません。

0.1ミリにこだわる
熟練の技です。

そんな父を見てきた良子さんが
後を継ごうと決心したのは

2年前のことでした。

小さい頃から
見てたのもあるんですけど…

…っていう思いは 昔からありまして。

父のようになれるのか
不安でいっぱいでしたが

伝統を絶やしてはならない
という一心で

自動車関連の会社を辞め
紙すきの道を歩き始めました。

いい娘さんじゃないですか。
そうですね。 うれしかったですね。

伝統を守り続ける
父と娘に

言葉を書いて
贈ることに。

使うのは こうぞの繊維で
模様を出した

田中さん自慢の雲龍紙。

そこに したためた言葉は?

「丹後えぇトコ」。

清流と こうぞに恵まれた山里の

紙すき親子へのエールです。

「気ずくな」。
これ 「ず」を間違えてる。

「つ」に点々やね。

えっ? どういう意味なんですか。

うち バアちゃんと住んでて
貧乏やったやん。

聞いたことあったんよ。

バアさんが「気づくな!」って言って。

この生き方でいいってことなんですよね。
うん。

たとえ苦労が多くとも
悩まず信じた道を行けという

洋七さんらしいメッセージ。

字が下手とかうまいとかじゃない!

こういう紙に書いたら 作品に見える。

和紙の里でただ一軒 父と娘が織り成す
繊細で美しい結晶です。

スゴいところですね。

やって来たのは 大江山のそばにある
神秘的な森の中。

都を荒らした鬼 酒呑童子がすんだと
伝わるところです。

鬼がつけたという足跡も
残ります。

でかっ!

何となく そう考えたら鬼が…。

いそうな感じはするな 雰囲気が。

そんな深い山の向こうに
伝統の暮らしが息づいています。

神秘的ですね。
いや 本当 スゴい。

うお~ これ スゴいな。

周りを山に囲まれた棚田の里
毛原です。

日本昔話そのままやな。
もう 日本の原風景が残ってますね。

ここにも
元気な女神たちがいます。

(笑い声)
これは どうも。

こちらは
何やってらっしゃるんですか 今。

おせち料理でもおなじみの黒豆。

毛原のたくましい女性たちが育て
収穫しています。

うおっ!
黒豆になってます。

これやがな 正月に見るの。
そうです。

粘土質の土壌のおかげで
ぷっくりとした黒豆になるといいます。

早速 収穫させてもらうことに。

こんだけで
こんだけの豆がとれるんだ。

へえ~。

立派な黒豆でつくった
自慢の味があります。

かす漬け。

ここだけで。

この地の女性が
母から受け継いできた家庭の味

食べさせてもらうことに。

えっ これが黒豆?
…のかす漬け。

へえ~。

これが毛原だけに伝わるという…

閉ざされた山里の
ぜいたくな保存食です。

メチャクチャ ウマい。 ホンマに!

正月食べる時さ 豆だけやん。

これ かす漬けがあったら大人になるな。

かす漬けの味が
やっぱり ブワ~っときて

いや メッチャおいしい。

よかった。 ありがとうございます。

これは ごはんが欲しくなる。
そうですね。

ごはんにも黒豆を入れて炊くのが毛原流。

煮汁も入った
山里自慢の炊き込みごはんです。

メッチャ これ おいしいです。

赤飯と違って 何か ごはんにしみた味がね
ちょうどいいですね。

豆がモチモチしてますね。

(笑い声)
おいしいですか?

おいしい?
メッチャ ウマい!

おいしいですか?

ビックリするぐらいウマいんで。

鬼がすむという深い山で
明るく たくましく

美味を受け継いできた毛原の女性たち。

これが福の山の女神の底力です。

♬~

♬~

Source: https://dnptxt.com/feed

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