出典:EPGの番組情報
関ジャム 完全燃SHOW あの大ヒット曲でも…実はスゴイ楽器4選!プロ実演証明[字]
謎が多いけど実はスゴイ4つの楽器が大集合!魅惑の電子楽器「オンド・マルトノ」やSNSで人気の打楽器「カリンバ」など独特な演奏法や仕組みを解説!関ジャニ∞横山も挑戦
◇番組内容
あの大ヒット曲でも実は使用されているスゴイ謎の楽器に関ジャニ∞横山も初挑戦「トークボックス」の思わぬ難しさに驚がく!他にも魅惑の電子楽器「オンド・マルトノ」、有名映画で使用され、SNSでもひそかに人気の打楽器「カリンバ」、モンゴル生まれの弦楽器「馬頭琴」といった一見、謎に見える楽器の独特な演奏法や不思議な楽器の仕組みを深掘りします!さらに世界初!?他では見られないスゴイ楽器の異色コラボも実現!
◇出演者
関ジャニ∞
支配人:古田新太
アーティストゲスト:JUVENILE(トークボックス)、原田節(オンド・マルトノ)、美炎(馬頭琴)、BUN(カリンバ)
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、足立梨花
◇おしらせ
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- 大倉
- カリンバ
- 一同
- ホース
- 美炎
- 本当
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
♬~「Tonight」
今夜の『関ジャム』は
謎だけど 実はすごい
4つの楽器が大集合。
♬~
今夜の『関ジャム』は…。
プロが証明。
実はすごい
4つの楽器を特集。
すごく こう…。
以前 蔦谷好位置が絶賛した
魅惑の電子楽器に…。
♬~(カリンバ)
今 SNSでも
ひそかに人気の打楽器。
そして…。
モンゴル生まれの弦楽器。
不思議!
(横山)めちゃくちゃすごい事
やってますね。
(JUVENILE)ありがとうございます。
更に なんとも
不思議なものまで。
謎だらけの楽器の世界に迫ります。
(横山)こんばんは!
(村上)はい こんばんは。
さあ 改めまして 今夜のゲストは
こちらの4名に
お越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
(拍手)
(村上)古田さん 実物を 皆さん
お持ちいただいたという事で。
いやいやいや…
この回 大好き もう。
実物見られへん楽器ばっかり。
(村上)見れないです。
なかなか こう 生音をね
一流の演奏で
聴けるという事もないですから。
すごい… もう 私の目の前が
すごい いすぎて
どれを どう使って
どうするんだろうっていうのが
わからなくて。
(高橋)2個ぐらい
働いてへんやつ いそう…。
(村上)ちゃんと…
全部 役割あるから きちんと。
実はすごい楽器 まずは…。
初めて耳にする方も多いはず。
トークボックス。
ある楽器によって生み出される
この加工された歌声。
実は これ 有名曲にも
使われるものなのだが…。
その独特の演奏法とは?
(一同 笑い)
(安田)一瞬 吸われてたで 今。
教えてくれるのは
DJやトークボクサーとして
さまざまなライブの
ステージに立ち
あの『PERFECT HUMAN』を手掛けた
音楽プロデューサーでもある
JUVENILE。
まずですけど 音色を
早速 お聴かせいただいても
よろしいですか?
はい。 トークボックスっていう
楽器なんですけど。
♬~(トークボックス)
皆さん こんばんは。 これが
トークボックスという楽器です。
ええー! どういう事?
(丸山)HIKAKINみたい。
鍵盤があるじゃないですか。
なんでもいいんですけど
音が鳴る楽器があって…。
これが トークボックス
っていう楽器ですね。
(高橋)それが
トークボックスなんや。
(村上)「TALKSTAR」って
書いてある。
(JUVENILE)ここに
ホースがささってるんですけど
ホース抜くと その…
今の この鍵盤の音が
この穴から出るんですね。
(トークボックスの音)
(JUVENILE)これを…
ホースをさすんですね。
(高橋)ホースをさす。
そうすると
ここから鳴るんですね。
(トークボックスの音)
(JUVENILE)それを
口の中に入れると…。
(トークボックスの音)
(丸山)なるほど!
(安田)なるほどね。
更に しゃべると
こういう風になるんですよね。
(村上)そういう仕組みなん?
これ 実際に
トークボックス使ってる
我々が知ってる曲って
あったりします?
一番最近だと 有名なのは
…のイントロ。
♬~「Tonight」
♬~「I just want to
take you higher」
♬~「Throw your hands up
in the sky」
♬~「Let’s set this party
off right」
♬~「Players, put yo’」
今の部分 実際
どう演奏しているかというと…。
♬~「Tonight」
♬~「I just want to
take you higher」
♬~「Throw your hands up
in the sky」
♬~「Let’s set this party
off right」
(大倉)すげえ!
(足立)すごーい!
(村上)あれ じゃあ 頑張って
地声でやろうと思っても
絶対できないんだ。
(JUVENILE)そうなんです。
♬~「たかがアイラブユー」
ちなみに J-POPでは
Official髭男dismの
こちらの曲のイントロで登場。
♬~
(足立)「あっ あっ あっ 本当だ!
ホースある!」
(高橋)「これは 完全にホースやわ」
(大倉)「ホンマや」
♬~
そんなトークボックス
改めて 基本情報を見てみよう。
(村上)まず 特徴ですが
楽器から出る音をチューブを通し
口内… 口の中で共鳴させる
エフェクターの一種。
別名が
「トーキング・モジュレーター」。
(丸山)なるほど。
(村上)お値段 スピーカーは
1万5000円程度から。
(高橋)安いのね。
(村上)で ホースが数百円。
(JUVENILE)はい メートル単位で。
そのホースじゃないと
ダメなんですか?
このホースじゃなくても
全然 大丈夫ですし
このホースは
(丸山)それ用じゃないんだ。
(JUVENILE)もう 全然…。
ちょっと 長すぎません? 今。
(JUVENILE)そうですね。
直だと こう やっぱ…。
なるほど!
(村上)それは絶対 短いのアカンわ。
大体 この辺に たまるんですね。
(JUVENILE)そうかもしれない…。
音が出る楽器は
なんでもいいっていうのは
もともとは ギターの
エフェクトだったんですよね。
ギターと それをつなぐの?
(JUVENILE)有名な曲だと…。
「Wow Wow」だ。
(JUVENILE)それが そうなんです。
なかやまきんに君でおなじみの。
(JUVENILE)そうです そうです。
あれが… 「Wow Wow」っていう
あれは トークボックスです。
(高橋)ええー!
なかやまきんに君でおなじみの
この曲。
♬~「hear my voice when
I shout it out loud」
そのトークボックス部分が
こちら。
もともとは ギターで ワウ…
踏むペダルのワウを
口でやろうみたいな
発想から始まって。
それを鍵盤につないで こう…
今までは 「ワウ ワウ ワウ」
っていうだけだったんですけど
鍵盤につないで 母音とか子音とか
やり始めた人がいてって感じです。
(高橋)へえー!
(丸山)すごい発見だ。
そして
このトークボックスの演奏には
実は 見た目以上に難しい技が。
母音と子音って
あるじゃないですか。
「あいうえお」の形で…。
…が母音じゃないですか。
例えば 「かきくけこ」
「さしすせそ」だったら
そこの前に 「K」とか「S」が
付くじゃないですか。
まず 「K」だけ言ったあとに
「あ」の形したら
「か」になるんですね。
「S」だけ
言ったあとに
「う」の形したら
「す」になるみたいな。
「S」「う」って言ってるんですか?
(JUVENILE)そうです そうです…。
「う」は言わないんですよね。
(村上)「う」は言わない?
母音は言わない?
さしすせそ かきくけこ。
(安田)えっ?
(足立)えっ?
(横山)言ってないんですよね 今。
(JUVENILE)言ってないです。
口の形だけ
やってるって事ですよね。
(JUVENILE)はい。 これ 外して
「かきくけこ」言うと…。
「さしすせそ」言うと…。
(横山)ちょっと
言うてもうてますもんね もう。
はい。 ちょっとだけ…。
(村上)いや ホンマ
もう ウィスパーのウィスパー…。
口の中の この大きさとかで
発音してるって事ですか?
そうですね。 口の反響で
声っぽく聞こえてるんですよね。
声は出さず
鍵盤からの音を
口の中で反響。
少しの子音の発音と
口を どの母音の形にするかで
演奏している。
多分 初めてやった方が
できないのは
この状態で
しゃべれないですね まず。
くわえた状態で?
(村上)そういう事か。
(JUVENILE)普通にしゃべってたら
絶対 こうやって
落っこちちゃうんですよね。
テクニックいるんだ。
押さえなアカンねや。
(村上)やりたいな これは。
(高橋)やってみてや。
いいですか? やってみようか?
ホースを替えて 横山が挑戦。
『かえるのうた』やってみます?
(村上)『かえるのうた』
いってみよう。
(JUVENILE)「かえるのうたが
きこえてくるよ」
「クワクワクワクワ
ケロケロケロケロ…」。
(高橋)痛かったら
手 上げてくださいね。
(JUVENILE)いきますよ。
いっせーので…。
♬~「かえるのうたが
きこえてくるよ」
♬~「クワクワクワクワ」
♬~「ケロケロケロケロ
クワクワクワ…」
(高橋)2回ぐらい
唾 吸ってなかった?
(丸山)あれ やって…。
やらないと わからないんですよ。
(村上)わからんわ。
ホンマに苦しくなってくる。
よだれが たまるから。
だから そこに 歯医者さんの
よだれ吸うやつを同時に入れたら
めちゃめちゃ快適に
できるんちゃう?
(一同 笑い)
「お前はアホか」 いってみよう。
お前はアホか。
せーの…。
おま… はアホか。
(一同 笑い)
(安田)一瞬 吸われてたで 今。
(村上)負けてたよな
ホースに負けてたよ。
(足立)「え」が出てない?
(村上)「え」が…。
ベロが出すぎなんかな?
(JUVENILE)そうなんですよ。
ベロが当たるとか 口の…。
(村上)干渉するとダメなんだ。
ベチャベチャベチャって
なってるのは
多分 どこかに当たってる…。
(足立)ベチャベチャベチャ…。
恥ずかしい!
(横山)もう1回やっていいですか。
もうできる もうできる。
(JUVENILE)できます?
せーの…。
お前はアホか。
ああ…。
さっきよりは。
濁らんかった 濁らんかった。
(横山)今 でも
右手で押さえてるから できるけど
これを こうやったら
めちゃくちゃ難しい。
(一同 笑い)
(村上)それはそれで
手 使わんで…。
もう1回いきます?
せーの…。
お前はアホか。
(一同 笑い)
(村上)進歩した 進歩した。
ああ でも これ
やらな わかんないですね。
(大倉)変やって。
だから あんな 平常心の顔で
やってるの すごいよ これ。
(村上)そういう事や。
しかもな しゃべりながら。
ありがとうございます。
(古田)ヨコ ライブでやってよ。
これ ライブで。
(足立)やってほしい
やってほしい。
(横山)いや ウケるやろうな でも。
難しいんですよね。
(村上)相当なんですね。
まあまあ 横山さん
比較的 まだ できてた方ですか?
回を重ねるごとに
コツをつかむんで。
(高橋)うまなっていってたもん。
さあ そして トークボックスの
演奏テクニックは
他にも こんなものがございます。
こちら。
(村上)…とありますと。
カラオケの採点とかで
ビブラートと しゃくり…。
それが 歌が うまく聞こえる
ポイントだとは思うんですけど。
それ… 鍵盤だと それって
なかなか作れないんですけど。
ここに なんか こう 光る…
なんか やつがあって。
こっちが あの…。
(トークボックスの音)
(JUVENILE)はい。 この鍵盤と
鍵盤の間の音を作れるんですよね。
(トークボックスの音)
(大倉)不安定になるんだ。
(JUVENILE)はい。 下から こう
しゃくったりする事で…。
(トークボックスの音)
…みたいな事ができるんです。
もう1個 こっちは
まあ いろいろ設定をしたうえで
こう 上げると
揺れるようになってるんで。
(トークボックスの音)
(JUVENILE)…みたいな感じに
なっているので。
普通に弾くと…。
♬~「かえるのうたが」
ちょっとつけると…。
♬~「かえるのうたが」
(高橋)うわー! すごい。
(足立)すごい!
人口どれぐらいいるんですか?
今 やってらっしゃる…
プロでやられてる方。
(JUVENILE)なかなか 僕含めて
5人いるかいないかぐらい…。
(高橋)そんな少ないんや。
やっぱり こうね
ビチャビチャってなっちゃうので。
絶対 覚悟してやらないと
無理ですね。
ぜひ… でも。 お教えします。
ライブで よだれ掛けして現れたら
結構 盛り上がる…。
(一同 笑い)
トークボックスちゃうか? これ。
こいつ トークボックスやるな!
みたいな。
そして このあと ある楽器と
世界初かもしれないコラボ。
実はすごい楽器 続いては…。
モンゴル生まれの弦楽器 馬頭琴。
こちらは 小学校の教科書にも載る
『スーホの白い馬』に登場する
モンゴルではメジャーな楽器。
その独特の音色 そして…。
衝撃の演奏法とは?
教えてくれるのは
本場 モンゴルで修行し
馬頭琴の人間国宝にも
その腕を認められた
海外でも活躍する馬頭琴奏者
美炎さん。
まずは その演奏から。
チェロや二胡に似ているが
決定的な違いがあるので
ご注目を。
えっと では…。
(村上)はい。
♬~(馬頭琴)
♬~
♬~
(横山)不思議。
♬~
(高橋)おおー!
(丸山)不思議!
(拍手)
指が… フレットになってるん?
ねっ。
(村上)フレットにしつつ…。
(丸山)どう押さえて…。
指の押さえ方は
普通 まあ 弦楽器というのは
腹で上から押さえるんですけど
馬頭琴は こう
爪の付け根の上の部分で
弦の横からグッと。
(古田)さかむけのところや。
(美炎)そうです。
(高橋)さかむけたら最悪ですね
これ。
(高橋)ええー!
(丸山)うわっ 大変。
(高橋)上から
押さえるんじゃなくて
横から押す感じですか?
(美炎)そうですね。
こんな爪の付け根の上の部分って
普段の生活で
使わないじゃないですか。
やわらかいんですよ。
私 今 タコできてますけど…。
(高橋)ああ…!
ここ こうやって グーッて 結構
グイグイグイってやるんですよね。
で やっぱり
最初 夢中で練習してる時は
いつの間にか ここが破けて
(村上)みんな 今日の人
液体 垂らしますやん。
(一同 笑い)
(高橋)そっちは痛い方や。
(村上)大変なんや
やっぱり 最初は。
弦は2個ですよね?
(美炎)2本です。
えっと… この 弦は 実は これ
束になってるんですよ。
(高橋)へえー!
1本じゃないんや。
(安田)何本束ですか?
(高橋)結構…。
(美炎)こうです。
(大倉)それ 材質はなんですか?
(美炎)えっと 今はナイロンです。
昔は馬の尻尾の毛を。
(高橋)ああー!
(美炎)太い方で160本ほど
細い方でも120本ほどあります。
だから あの…
例えば 湿気とかで
やっぱり モンゴルの楽器で…
乾燥してる地帯なので
湿気とかで 弦が だんだん
弱ってくると切れるんですけど…。
弦 20本切れても
続けられるんですか?
はい。 ちょっと
細くはなりますけど。
持久力ありますね。
(美炎)そうですね。 でも あの…
5本ぐらい切れ始めると
もう そろそろチェンジだなって。
(村上)なるほど なるほど。
コンディション的には。
さあ 馬頭琴の
ちょっと 基本的な情報を
教えていただきました。
こちらです。
(高橋)モンゴルで購入?
日本では なかなか…?
(美炎)そうですね。
やっぱり 日本では
なかなか作ってないので
モンゴル行って買うんですけど。
工房によって
馬の顔とかが変わってくるので
大体 こう 馬の顔で
どこの工房の楽器だなって…。
(古田)なるほどな。
Fenderや。
(高橋)へえー!
メーカーによって ちゃうんねや。
はい。
もう1つ顔が 実はあります。
(村上)あっ ホンマや。
(足立)うわっ 本当だ。
(大倉)天狗や!
(美炎)天狗…。
これ 龍です。
(古田)あっ 龍か。
それ 全部 そういう風に
馬と龍が加工されて…?
あっ いえ 楽器によって
龍が付いてるのと
馬だけのシンプルなものも
ありますし。
本当に大昔は
部族の王様の顔が彫られていた…。
(村上)その部族の象徴になる方。
(大倉)すごい。
これ モンゴルでは
メジャーなんですよね?
日本でいうと
どういった民族楽器に
近かったりするんですかね?
三味線に近いかなと思います。
(高橋)三味線。
(古田)なるほどね。
音階って どうなってるんですか?
これ。
音階は 弦楽器なので いろんな…。
普通に「ド」… えっと…。
(馬頭琴の音)
(高橋)キレイな音。
まあ できますけど こう…。
(馬頭琴の音)
いろんな音が出ますね
弦楽器なので。
そして このあと 異色のコラボ。
この馬頭琴のいいところ
伺っております。 こちら。
馬まつわりの音が出るんですか?
モンゴルでね この楽器
習いたいっていった時に
向こうの先生が
「馬に
上手に乗れるようにならないと
この楽器は
上手に弾けるようにならない」と。
(村上)その心は
なんやったんですか?
やっぱり
馬の気持ちをわかりなさい?
馬のリズムって
結構あるんですよね 曲の中で。
楽譜に書けるんですけど
やっぱり 馬の呼吸っていうか
走る このアクセントが
どこにくるかっていうのは
弾いてると
こう よみがえってくるんですよ。
これ 楽器 両足で挟んでいるので
足の力も
ちょっと必要なんですけど。
この感じがですね…。
(村上)はあー!
(高橋)それが馬の!
鳴き声・リズムっていうのは
こう 奏でられる…?
そうですね。 馬の鳴き声は…。
(馬頭琴の音)
(美炎)こういうのとか…。
(横山)えっ!
♬~(馬頭琴)
(高橋)ああー!
♬~(馬頭琴)
(丸山)あっ 馬のリズムね。
♬~(馬頭琴)
(丸山)すごいね 倍音が…。
倍音 すごいよね
ふくよかな音で。
馬が走っていく感じや。
(村上)さあ
今日は また スタッフが
えらいお願いをしまして。
(高橋)何?
「馬頭琴とトークボックスで
セッションを
していただけませんか?」って
言ったら まあ
「なんとかします」という事で。
(丸山)断っていいのに。
(高橋)これ 世界初じゃない?
これ まあ お二人とも
やられた事はないですよね?
はい ないです。
(高橋)横に馬頭琴が来た事
ないですもんね。
(JUVENILE)ないです ないです。
ライブハウスに来ないですよね
馬 乗ってね。
馬に乗って来ないですね。
さあ 今回は どういったセッションを
していただけるんでしょう?
(大倉)うわっ!
(村上)おおー!
(JUVENILE)それを
やらせていただこうかなと。
めちゃくちゃ楽しみです。
(高橋)どんな事になんの?
(村上)全然 全然。 それは もう…。
♬~「君を探して 抱きしめよう」
♬~「早く 早く 追いかけて」
(村上)はい では もう
お二人の よきタイミングで
お願いいたします。
♬~「今日も誰かが めぐり逢う」
♬~「遥か 遥か 西の街」
♬~「恋をするなら
御堂筋から始まるのさ」
♬~「雅(みやび)なる
物語(ストーリー)」
♬~「あの日の僕らは 迷っていた」
♬~「意地とかはってさ
傷つけあった」
♬~「かけだした君の背中が
消えた梅田駅」
♬~「この街の言葉
乱暴と言ったね」
♬~「でも僕は 変えないよ」
♬~「“好きや”と言うから」
♬~「君を探して 抱きしめよう」
♬~「早く 早く 追いかけて」
♬~「恋をするため
心斎橋には人が来る」
♬~「雅なる物語」
(高橋)はあ…!
(拍手)
(足立)格好いい!
(村上)これは…!
ちょっと間違えちゃいました。
(村上)いやいや いやいや!
もう なんにも気にならないですよ
これは。
もともと
ちょっと 都感っていうか…
ある曲じゃないですか。
なんか すごく合うなと 楽器が。
押し寄せてきますね ブワーッて。
(村上)壮大なね 音の感じが。
いやあ ちょっと むちゃな
オーダーに応えていただきまして
ありがとうございました。
(高橋)世界初。
(村上)本当。
実はすごい楽器 続いては…。
優しく癒やすような音色が魅力
カリンバ。
雑貨店や土産店などで
見かけているかもしれない
この楽器。
♬~(カリンバ)
最近では その演奏動画が
400万再生を超えて 話題に。
そんなカリンバの
教えてくれるのは
フジロックをはじめ
国内外のフェスで
パフォーマンスを披露する
カリンバ奏者 BUNさん。
まずは その音色。
木の板に金属の棒が並ぶだけの
楽器だが
これを どう奏でるのか?
オリジナルの曲なんですけど
『あまなみ』という曲を
初めに聴いてください。
♬~(カリンバ)
♬~
(村上)えっ?
(丸山)どうなってるの?
♬~
(高橋)ええー!
何? これ。
(カリンバの音)
(村上)不思議がいっぱい。
(BUN)こういう楽器ですね。
これは 自分で… 自作で
手作りで作ってるんですけど。
(高橋)これ 手作りしたんですか?
(BUN)そうです。
さあ 基本情報
いただいております はい。
ご覧いただきましょう こちら。
すごい安い おもちゃみたいなのも
ありますもんね。
そうなんですよね。
(横山)どうやって
音 鳴らしてるんですか?
(BUN)これ まあ あの… 指で。
(丸山)親指は それは 何に…?
なんか仕込んであるんですか?
(BUN)ハハハ…!
(大倉)鉄の親指になってるよ。
(BUN)これはカリンバ用に…。
(一同 笑い)
コーティングしてるんですか?
(BUN)厚めに塗ってもらってます。
(村上)親指だけですもんね。
(BUN)そうなんです。
(丸山)消耗するんですか?
やっぱり。
(BUN)やっぱりね これ 鉄なんで
それをガンガンやると
削れてくるんですよ。
(横山)それを知らない方は
なんで そこだけ? って
思いますよね 日常生活。
本当 電車に乗ってて
つり革 持ちづらいですね それは。
「これは違うんだ」って
言えないですもんね。
このカリンバ どんなところで
使われているかというと…。
♬~「そうやって今は僕の方へ」
カリンバが登場するのは こちら。
(足立)「あっ…!」
(足立)「これ そうなんだ」
更に 他にも 映画『万引き家族』で
一家が海へ行くシーンにも登場。
♬~
(大倉)「不思議」
♬~
(信代)あとは?
あと雲。 お魚みたい。
(信代)本当だ。
クジラみたいじゃない?
お魚。
(信代)お魚?
♬~
(安田)「印象変わるな」
♬~
へえー!
(拍手)
カリンバ持ってるけど
全然 弾かれへんもん。
(高橋)持ってるんですか?
(足立)へえー!
あれを
ここで鳴らすっていうのに
ものすごく気持ち良さがあって。
それで 俺は買ったんやけど
音階はね あの…。
(安田)そうやんな。
それも聞きたい…。
ピアノと並びは違って
真ん中が 一番低い音で
交互に音が高くなっていきます。
(高橋)右 左 右 左で。
このカリンバの場合は
真ん中を基準に
ドレミが並んでいるが…。
板を 貼っ付ける時に もう
チューニングしちゃわなきゃ
ダメなんですよね?
(BUN)これが できてから
最後にチューニングをします。
(高橋)長さを変える…?
そうですね。 チューニングは
ここからの長さで…。
(足立)へえー!
(大倉)繊細な…。
こういう ちょっと…
こういうのを使って
ここで コンコン コンコン…。
(高橋)ああー! なるほど!
これ でも
素人では できないでしょ?
このチューニングは。
(BUN)いや… けど 慣れですよね。
そうか 俺は
一生懸命してなかったんやな。
やっぱり
この楽器の一番の魅力は
誰にでも まず 音が…。
(大倉)弾いたら出るって事?
爪 痛いけど。
あと まあ 弾き方で
ちょっと こう…。
♬~(カリンバ)
(高橋)そういう事も
できるんですか。
(BUN)弾いたりとか。
あとは ちょっと こう
音をミュートして 例えば…。
♬~(カリンバ)
(村上)ちょっと 切ったりも…。
(足立)いろんな事できる。
♬~
(高橋)すごい指使い。
(丸山)あっ よいしょ!
あっ それ!
ナイス!
(高橋)ノリノリやんか!
(丸山)いや なんか すごい…
広がりがすごいですね
ちっちゃいのに。
(BUN)そうですね。
自分好みの
チューニングをしちゃえば
あとは もう 適当に…。
(村上)弾けば 全部
オリジナルですよね。
(BUN)同じリズムでも…。
(高橋)へえー!
(安田)面白い楽器やな。
そして このあと
別の楽器と貴重なコラボも。
実はすごい楽器 続いては…。
プロもハマった魅惑の楽器
オンド・マルトノ。
すごく こう…。
以前 蔦谷好位置が その音を絶賛。
オーケストラなどに加わる事も
多い楽器なのだが…。
鍵盤が浮いてる状態にあって…。
その不思議すぎる仕組み。
そして…。
本番前に何日もかけて
やっぱり やるので。
繊細な楽器ゆえの苦労も明らかに。
教えてくれるのは 日本における
オンド・マルトノの第一人者
原田節。
(村上)今日は
お持ちいただけたという事で。
(横山)いやあ すごい貴重…。
(足立)どうなってるんだろう?
これ 持ってくるの
大変でしたよね。
これ 本当に ちょっと
勘弁してくれ…。
(一同 笑い)
一見 オルガンのように見える
鍵盤。
そして 周りには
家具のようなものが
いろいろ並んでいるが
こんな音なんです。
♬~(オンド・マルトノ)
(丸山)あれ? テルミン?
♬~
(高橋)えっ?
♬~
♬~
(高橋)おおー!
(丸山)すごい! 不思議!
(村上)ねえ 不思議が
いっぱいですけど
まずは 基本情報
教えていただきました。
さあ こちらの
オンド・マルトノとは…。
(高橋)そうか。
(丸山)クラシック楽器…。
楽器自体がね
やっぱり 珍しいというか
日本に 多分… マルトノさんの
オリジナルの楽器っていうと
多分 10台あるかないか
ぐらいのものなので。
(村上)ええー!
10台あるかないか。
(原田)そのあとに レプリカとかね
新しく作られてるものは
もちろん あるんですけれど。
マルトノさんのオリジナルは
1980年に お亡くなりになって
もう ないわけですから。
プライスレスっていうのは
まあ だから
欲しい方にとっての言い値に…。
(村上)確かに そうですね。
いやいや もう
おっしゃられるとおり。
この楽器は 鍵盤の部分と
いくつものスピーカーから
なるもので…。
鍵盤本体から出された電気信号が
それぞれのスピーカーに伝わり
音が鳴る仕組みだそう。
ちなみに スピーカーといっても
いわゆる 機械のものではなく…。
後ろのやつが
これが また 面白くて。
これ 弦が張ってあるの
おわかりでしょうか。
だから これは
弦の振動を音源にするために
例えばですね
この弦が震えてるのが
ご覧になれますでしょうか。
(オンド・マルトノの音)
(原田)ちょっと…
あんまりやると危ないので。
(村上)ああ…
わかります わかります。
(横山)なんで 危ないんですか?
(足立)本当だ 揺れてる。
(原田)要するに
電気で作ったものを
トントン トントン… と
運んでいってやって
その力でもって
振動させてやっていると。
震えてるから 落ちる可能性が
あるって事ですか?
落ちる前に まず 飛ぶ。
(高橋)えっ!?
(原田)それはあります。
更に こちらは 銅鑼がついていて
このスピーカーから
音を鳴らすと…。
(オンド・マルトノの音)
(オンド・マルトノの音)
(丸山)音で振動させてるんですか。
(原田)そういう事です。
あと もう1個…
隠れてた あれなんですけど
後ろの その四角いやつ…。
(村上)原田さんの右後ろ。
(原田)ここはね… ここは 普通に
いわゆる ノーマルな一番…。
♬~(オンド・マルトノ)
いろいろ
かましてはあるんですけど…
オンド・マルトノの
音になるように。
だけど システムとしては
いわゆる スピーカー。
あの中に 1個 仏壇入れといても
パッと見たら わからへん…。
(一同 笑い)
わからないですよね。
これ どうぞ お帰りに
お賽銭 入れていって…。
仏壇じゃないんでしょ? それ。
(高橋)なんの御利益もないでしょ。
(村上)そんなマルトノボケ
我々 わからないですから。
どのスピーカーから音を出すか。
そのチョイスによって
まず 音色が変わる。
そして 手元の鍵盤で
音を奏でるのだが…。
指輪をはめて…
糸が はまってますよね。
この糸は 実は 今…
これ 釣り糸なんです。
(村上)えっ?
(原田)ええ。 だから 僕
釣り具屋さんに走って。
(村上)ええー!
ホームセンターとか
釣り糸…。
(高橋)釣り具屋さんで
噂になってるやろな。
楽器屋に行っても売ってないんで。
(村上)確かに
それはそうですよね。
(原田)それはそうなんです。
それで この 左手で…。
ここに まあ 白い 透明な…
タッチセンサーですね。
(オンド・マルトノの音)
(原田)これが
馬頭琴でいうと弓の役割で。
まあ 強く押せば大きい音。
弱ければ 小さい音
っていう事なんですけれど。
両手の組み合わせの絶妙な…。
(村上)バランスであり…。
バランスとか
コンビネーションでもって
いろいろな こういう…。
♬~(オンド・マルトノ)
(原田)いろんな…。
いろんな… やっぱり 表情を作る。
強さが 全然 変わるんや。
(原田)あるいは
こうやって 擦らせる音とかも
もちろん…。
電気でやってる
電子楽器の一種では
あるんだけれど…。
鍵盤の手前の部分に対して
リングを どの位置にするかで
音色が変わる。
糸につながったリングを
スライドさせたり…。
指で窪みを押す事で
さまざまな音を作り出している。
更に もちろん
鍵盤自体でも演奏できるのだが
ピアノなどとは 音が鳴る仕組みが
全く違うようで…。
鍵盤が浮いてる状態にあって…。
どんな風に力を入れても
ピッと こう 元に戻る。
へえー!
(原田)…っていうシステムに
なっていて。
すごく その 指先でもって
演奏 それぞれの表情を…。
(オンド・マルトノの音)
(原田)回る…
回すなんていうのも
時計回りなのか 反時計なのかで
やっぱり 変わりますよね。
(村上)うわー!
(丸山)「ウオ ウオ」なのか。
(原田)「ウオ ウオ」。
反時計にすると やっぱり
♭の方にかかるもので
音程が低い方にかかるので。
(村上)ええー?
(丸山)すごい でも なんか
動物的というか なんか…
生楽器なんだ。
音のバリエーションっていうか…
音色って
どれぐらいあるんですか?
全部で…。
(原田)例えば ただただ こう…。
(オンド・マルトノの音)
って こう ただ弾くのと…。
(オンド・マルトノの音)
(丸山)背景 変わるもんな。
(高橋)全然 違う。
その釣り糸のテンションで
揺らしてるわけですか?
そうですね。 それも
コントロールできるわけなので
ものすごく速くもできるし。
(村上)ああ なるほど!
(オンド・マルトノの音)
(村上)極端な話?
(原田)極端な話…。
(オンド・マルトノの音)
(高橋)音も そんな
大きくなったりもするんですね。
このオンド・マルトノ
どんな曲に
使われているかというと…。
(高橋)「おお…!」
(丸山)「あら おげんさん」
星野源
『ここにいないあなたへ』。
オンド・マルトノは
2番終わりの間奏で登場。
(高橋)「ああー!」
更に 他にも…。
僕 この音が好きな理由
なんなのかな? と思ってたら
子どもの頃に 大河ドラマで…。
(蔦谷)その曲も好きだった…。
(横山)渡辺謙さん。
その曲に使われてたんですよ
このオンド・マルトノが。
(高橋)ええー!
それが こちら。
『独眼竜』のマルトノ
気付かないですよね。
絶対 ケン・ワタナベ
気付いてない。
(一同 笑い)
(村上)普通に聴いてたらね。
このオンド・マルトノ
かなり繊細な楽器で
他の人が触っただけで
わかるほどだという。
人前で弾く前に
調整するっていう作業が…。
それは どの楽器だって
あるわけですけれど
まあ その… 本番前 何日もかけて
やっぱり やるので。
そうすると それが
ちょっと狂っただけでも…。
(原田)だから… それは
一度 経験があるんですけど
舞台の上に
休憩時間に どなたか上がって
なんか
触ってみたらしいんですよ。
そんな人 いるんですか?
「ヤツ」って…。
(村上)急に 口 悪なりましたね。
それで 休憩あとに
後半の曲 始めようと思って
座ったら
もう… あれ?
(村上)明らかに?
明らかに。
(丸山)やりよったと。
やっぱり すごく繊細ですね。
でも なんか
オーケストラなんかでもね
なんか オケの人が
「ふーん…」なんて言って
「ヘヘヘ…」なんっつって
触ったりされちゃう事も…
なくはないので やっぱり 現実。
(一同 笑い)
マルトノ漫談 ちょっと 聞きたい。
さあ そして 今回 また
セッションを
していただけるという事で。
(BUN)ちょっと 準備…。
(村上)はい もちろんです
もちろんです。 すみません。
カリンバとマルトノの。
(大倉)すごい組み合わせ…。
(高橋)ええー!
世界初ちゃいます? これも。
(村上)いや 世界初やと思います。
今回 どの…
どういった曲を?
関ジャニ∞さんの…。
(横山)ありがとうございます。
めちゃくちゃ
癒やし系の音楽になりそう!
(村上)いや 本当…。
(足立)うん うん。
♬~「キミトミタイセカイ
きっと目を覚ます…」
♬~(オンド・マルトノ)
♬~
♬~(カリンバ)
♬~(演奏)
♬~
♬~
♬~
(拍手)
(村上)ありがとうございます…!
(拍手)
(村上)大倉君 いかがでしたか?
夢の中にいるみたいな なんか…。
(村上)包まれましたね。
リラクゼーション音楽みたいなね
ヒーリングって感じが。
(横山)そう!
(一同 笑い)
(横山)いや 本当に。
もう コメント無理です。
(村上)頑張って それは。
それは頑張って 最後まで。
さあ 茂雄君 いかがでしたか?
(高橋)なんか…。
次週は 恒例の
年間ベスト10
直前スペシャル。
選者は おなじみの
2人に加え
藤井風の楽曲アレンジを
担当する
新進気鋭のプロデューサー
Yaffle。
3人の選曲が より楽しめる
直前スペシャルです。
そして 今週も
TVer TELASAで配信。
(村上)今回も新たな楽器
たくさんの生演奏を
お聴かせいただきましたけれども
いかがだったでしょう?
見た事なかった
楽器だったんですけど
実は 私たちの生活で
耳にしてる曲が多かったというか。
(高橋)なんか この4人で
フェスとか出てほしい…。
この4人が
フェスの控室におったら
どのバンドもビビるやろうな。
何やんねん この人ら! みたいな。
(大倉)確かに。
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