出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 田中ウルヴェ京[解][字]

~フランス人の夫に一目惚れ…心理学の専門家の素顔は~田中ウルヴェ京さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
『ワイド!スクランブル』でコメンテーターを務める田中ウルヴェ京さんがゲスト。黒柳さんから「大舞台で緊張しないコツは?」と聞かれ、普段通りにふるまうためのトレーニング方法も披露!
◇番組内容
普段は心理学の専門家としての出演が多いが、33年前にシンクロ(現アーティスティックスイミング)デュエットで小谷実可子さんと共に銅メダルを獲得したアスリート。21歳で引退しコーチへと転身。選手の精神面を指導するために学び始めたのがスポーツ心理学だった。米国に約6年半留学し、スポーツだけでなく様々な場面で心理学の専門家として指導するようになったと語る。留学中に出会った夫には彼女が一目惚れしたという話も。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 自分
  2. 本当
  3. 主人
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  6. 感情
  7. 大変
  8. アメリカ
  9. シンクロ
  10. 心理学
  11. 大事
  12. 徹子
  13. ドキドキ
  14. フフフフ
  15. フランス
  16. メンタル
  17. お会い
  18. お弁当
  19. コーチ
  20. デュエット

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

さて 皆様 今日のお客様は
大変な方なんです。

今日のお客様は
『ワイド!スクランブル』でもおなじみの

田中ウルヴェ京さんで
いらっしゃるんですけども。

何がすごいかっていうと
ソウル五輪で

小谷実可子さんと
シンクロ・デュエットで

銅メダルを
お取りになった方なんですよ。

普段 拝見してるのに
そういう…

足 出して
こんな事をやった方だとは

夢にも思わなかったし
びっくりしております。

色々伺います。 どうも。

心理学のご専門で
『ワイド!スクランブル』でも人気。

今 6つのレギュラーを
お持ちという

大変な方なんですけども。

東京オリンピック・
パラリンピックでは

心理学の専門家として
選手をサポートなさいました。

車いすバスケ男子 銀メダル…
色々大変…。

でも とにかく私たちは やっぱり

見てても ドキドキする…
ああいうね。

もう どうするんだろうと思う
ああいうのは

どうして乗り越えていくんだろう
って思ったんだけど

やっぱり そういう専門の方が
いらっしゃるんですね

皆さんね。
そうですね。

色々な競技によって違う
メンタルの作り方みたいな事を

メンタルの専門家が帯同して

一緒に作っていくっていう事が
大事で。

なので こんなふうな心を作ると

絶対勝てるんですよみたいな事は
当然なくて。

それは 体も一緒ですよね。
例えば マラソンの選手は

マラソンに合った
体の鍛え方をする。

で 車いすバスケだったら

車いすバスケットボールの
競技に合わせた

心の作り方っていうのを
一緒に作っていく。

そんな事をやるんですね。
色んな競技によって違いますね。

なるほど。
で ウルヴェさんっていうのは

フランス人のご主人が
いらっしゃるから。

はい。 私 田中ウルヴェ京
っていうんですけど

元々 シンクロナイズドスイミングの
選手をしていた時は

田中京なだけ。

つまり
父も母も日本人だったので。

なので 私は日本人なんですけど

ウルヴェさんっていう
フランス人の男性と

結婚をしたので
真ん中に田中ウルヴェ京って…。

このご主人。 この方ですか?
はい。 そうです。

すてきなご主人。 そうですか。
でも あれですよね。

小谷実可子さんと一緒に
やってらしたっていうのは…

あの頃 もう本当に
小谷さんも可愛い方だったから

なんだか 小谷さんばっかり
みんな 言ってたんだけど

どうして 小谷さんばかり
言っちゃったんでしょうね。

私も いつも

小谷・田中組って
やっていた時は

なんで みんな

小谷実可ちゃんの事
ばっかりって

思っていた時期も
あったぐらい…。

小谷・田中として
デュエットで出てた時に

やっぱり 小谷さんは本当に

まあ 横で見てて
つくづく思ってたんですけど

足も長いし 顔も小さいし
華がすごくある方なんですよね。

なので やっぱり メディアで

色々取り上げて頂く
っていう事があって。

でも デュエットだったら
もちろん 小谷・田中組として

本当に 色々出させて頂くのも
うれしかったんですけど。

ソロという種目も
私たちはありまして。

これはデュエットですね。
これ 右が あなたね。

はい。 21歳の時に 88年の
ソウルオリンピックがあって。

これは私が手前ですね。
すごい。

で これは私が下で
よいしょ よいしょって

今から立ち泳ぎを 私は下でして

実可ちゃんが
上で足をグーッと上げて…。

これですね。
大変ですね 下の人は。

そうなんです。
息ができないから。

でも これ… これ 30年前なので

あんまり大した技じゃ
ないんですけど 今からすると。

でも すごい。 30年前。
はい。

もう30年以上前ですね
88年ですものね。

でも この頃から こういうのが

すごいっていうふうに
なったんですよね 日本は。

そうですね。 確かに。

今は… 徹子さん
実は競技名が変わってて

アーティスティックスイミング
って 今

シンクロの事は言うんですけど。

アーティスティックスイミング。
そうなんです。

今回の東京オリンピック・
パラリンピックからは

シンクロではなくて
アーティスティックスイミング。

あっ そうなんですか。
そうなんです。

アーティスティック
っていうふうに呼ぶの?

はい。 競技名が変わって。
すごいですね。

なんか すごくアーティスティックな感じが
しますよね なんかね。

なので 当時は
シンクロナイズドスイミング。

で やっぱり 小谷実可ちゃんが…

本当に 色々取り上げて頂いて
この頃 シンクロを

皆さん 知ってくださったっていう
きっかけですね。

選曲とか 振り付けも
担当していらしたんですって?

ウルヴェさんが。

私は小さい頃から… シンクロを
そもそも するきっかけが

音楽を自分で編集できるんだとか

振り付けは自分で考えても
いいんですか?

みたいな事を…。
あら 可愛い。

10歳の時から…。
それが すごく好きで。

ええー。
なので なんだかんだ

コーチの方が
振り付けたものを

嫌がったりとか

ソウルオリンピックの時まで
自分が振り付け…。

どうしても この振り付けを
やりたいんですけど

とかいうのは割と言う…
それが好きな選手でしたね。

あっ そうなんですか。
でも 6歳で水泳を始めて

10歳で
今ね おっしゃったように

こういうのを
やってたんですが。

この頃 もう小谷さんに
お会いになったんですって?

はい。 10歳の時に。

いわゆる全国大会 10歳以下…
10歳以下の全国大会で会って

ソロという1人の種目の大会で。

本当に奇麗な演技をされる方で
もう悔しくて しょうがなくて。

でも 自分は…

今 ヒール履いてますから
あれですけど

水着姿になると
ちょっと 私 足 短くって…

なんていうのかな…
コーチからは

「京ちゃんは普通の体形だね」って
ずっと言われ続けて。

失礼な…。
普通の体形だったものですから。

実可ちゃんが本当に
普通じゃない体形だったので。

あの方 バランスがいいの?
めちゃめちゃバランスがよくて。

あっ そうですか。
バランスどころじゃないぐらいの

すごい かっこいいバランス。
あっ そうなんですか。

顔 ちっちゃくて 足 長くて。

なので
そういう方と同い年だったから

これは もう
見た目では負けちゃうので

どうやって 技とか 心とか…。
まあね。

でも 15歳の時
日本代表選手におなりになって。

その時ですか?
水をかきすぎて骨折…。

手が骨折って すごい…。

水 かきすぎて 手を骨折って
どういうんでしょう?

私たちは足技をする時…
つまり 逆さまになった時

どんな手 かいてるか
徹子さん 想像できます?

時々見える時ありますけど
わかりません。

なんか 手で
ゴチャゴチャやってますでしょ?

こういう手をかくんですね。
こういう手を?

裏返し… こっち向きです。
あっ 表向き。

なんか くださいみたいな手?
くださいみたいな手。

で こう取って こう かくから…

いわゆる足技だから
逆さまになってるので

こっちに
どんどん上がるわけです。

よいしょって こう かくと…

こう かくと
こっちに上がっていく。

足が どんどん高く上げられる。

で これぐらいの速度で
かいてるんですけど…。

大変だ これ。
これで 水圧で こう ひねる時に

両尺骨… この両手の尺骨を
疲労骨折しました。

ここが。 こんな所が?
はい。 こんな所が。

すごい。 こんな… こんなに…。
そうそうそう。 上手。

こう…。 フフフフ…。
それです。

それで プール行ってくだされば。
できます?

足技ができます。
足技? フフフ…。

でも お母様は毎日

5つもお弁当を
作ってくださったんですって?

稽古してらっしゃる時。
朝練がある時…。

平日で 中学とか 高校とか
いわゆる 学校行ってた時に

朝練があって 学校行って
夕方の練習行くわけですから。

その時に…
当時 昭和の時代ですけど

簡単におにぎりとか買えないから

朝3時半に起きて
4時半の朝練の時に

母は5つのお弁当を私にくれて。

朝練の前後 それから 学校の早弁
普通のお弁当

そして
夜の練習の前みたいな感じで

ちょっとずつ
お弁当を食べられるように

1日5つ。
大変ですね でも。 ねえ。

あの怖い井村雅代…
ここにおいで頂きましたけど。

井村雅代さんが
コーチだったんですか?

その時。
はい。 井村雅代先生は

私 何人か恩師が
いらっしゃるんですけれど

そのお一人で。
特に代表チームに入ると

この井村先生に見て頂く
っていう事ですね。

『徹子の部屋』 来て頂いたんですよ
お会いしたくて。

とってもすてきな方でした。
はい。

あっ これは
アトランタオリンピック…

96年のアトランタオリンピックの時に
私…

真ん中が私なんですけど
アシスタントコーチとして

日本代表チームに
入らせて頂いて。

その時に
向かって右が井村先生で

向かって左が もう一人の
私の恩師の金子先生…

金子正子先生なんですけど。

あっ そうなんですか。
へえー。

でも 21歳で
もう引退なさっちゃうんですよね。

そうなんです。

私は ちょっと
両耳の中耳炎が悪化してまして。

それもあって 「これ以上続けると
耳 聞こえなくなるよ」って

先生に… 医者に言われて
っていうのもありましたけど

満足したから
やめたんだと思います。

あっ そうですか。
はい。

銅メダルです?
銅メダルです。

すごいですよね
銅メダルっていったってね。

自分たちにとっては
その前の世界大会で…。

オリンピックではないですけど
世界大会で

4位になりそうになった事が
あったので。

なので 4位のフランスと
3位争いをしてたのが

ソウルオリンピックだったので…。

日本 アメリカ フランス
各チームのコーチをなさりながら

大学院。
はい。

すごい。 で 6年半で
3つの大学院を…。

21で
競技を引退して

20代の10年間は

アメリカと
フランスと日本で

代表チームの
アシスタントコーチを

させてもらっていて。
で その時に

そりゃ… メダルを取ったので

自分の成功経験で指導はできると
思ってたんですけど。

技とか 体の作り方とかは
指導ができたんですが

フランスとかアメリカに
行った時に

特にメンタルの事についての
指導の仕方が

全くわからなくて。
そうですよね。

どういうふうな気持ちでいるか
とかね そういう…。

はい。 人によって違うし。
ええ。

それで アメリカ行って…
90年代だったんですけど

スポーツ心理学って…。

しかも
オリンピック選手に特化した

メンタルのトレーニングがある…。
すごい。

アメリカで知って。
で その時に… でも 最初は

いや メンタルトレーニングとか
怪しいしと。

私 そういうの大嫌いだったので。

なんか こう
メンタルトレーナーみたいな

おじさんとか おばさん
嫌いだったので。

「あなた オリンピック
行った事あるんですか?」

みたいに
言っちゃいたい人だったから。

メンタルトレーニングって
なんか 怪しい。

なんか 変な石でも
持たされるんだろうかと。

そしたら 本当に
しっかり概念とか 理論とか…。

もちろん… 当たり前ですね。

要は ちゃんとした
学術的な根拠がある

色々なケーススタディを
学ばせてもらったので

そこが…
すごく大きなきっかけでした。

心理学って面白い。

で 当時の自分を
助けてもくれました。

なんか こう
メダル取る事しか考えてない

若い頃だったんですけど。

21歳で 夢を
かなえちゃったんで。

そうですよね。
いい事なんですよ。

でもね 目的がね。

はい。
なんか そのあとに

まだ
人生 長いって事に

4~5年経って気付いたんです。
4~5年かかって。

そうですよね。
そんな時に… はい。

心理学は
ああー 悩んでいいんだとか

自分の弱さって
実は気付く事が大事なんだとか

シンクロっていう肩書を…
取れてしまった自分に

自信がなくなる事は
大事な事なんだとか

色々教えてもらいました。
でも あれですか?

これから出る時なんかね
ドキドキしますよね。

そういう時 乗り越えるのには
どうすればいいんですかね?

絶対に乗り越えようとしない事。

あと 取り除こうとしない事。
あっ そうですか。

例えば 緊張するのは
それだけ 今からやる事が

自分にとって
大事な事だからなだけなので。

まず
「あっ 緊張するなあ」だったら

「ああー これだけ この舞台
私 大事に思ってるんだわ」とか。

で じゃあ
そんなに大事なんだったら

本当に このままで
私 行きたいかしら?

要は ドキドキしたまま
行きたいかしら?

いやいや 行きたくないから
これ どうにかしたいのよと。

で そんな時に
いや 緊張するのは しょうがない。

なので ちょっと
ゆっくりしゃべろうとか

7割ぐらいの力でやろうとか

少し体を下げる…
落ち着かせるっていう事ですけど。

でも 落ち着かせようなんて
言っちゃうと

頭だけでやっちゃうので
少しゆっくりしゃべろうとか

足を ちゃんと下につけようとか。

体の動きに注意を配分させる

っていう言い方をします。
わかります。

なんか こう 人によりますよね
その言い方が。

例えば
車いすバスケットの選手だったら

「京さん 俺ら足ないけど」とか
言われるわけですね。

「そうね。
じゃあ どこをどうすると

落ち着く?」とかって言うと

その選手によって
違う体の特徴があるので

「あっ じゃあ 僕は片足あるから

この右足のかかとを
意識させるよ」とか。

「僕は両足あるけど
麻痺してるから

意識のある このお尻の部分を

しっかり椅子につけるイメージで
いるよ」とか

人によって違うんですよね。
なるほどね。

徹子さんは
おやりになった事あります?

私は やった事ないですけど
やっぱり 出ていく時

とっても嫌なんです。
嫌なんじゃないんだけど。

楽しみも半分あるんですけど
やっぱり

すごくドキドキする時
ありますよね。

ああ… そりゃそうですね。
そういう時はね

私は客席全部にね

全部 お友達が座っている
っていうふうに思うんです。

だから 出ていったら お友達が

「よくやってる」って
言ってくれるって…

そういうふうに
敵ではないって思ってね。

それはいいんですかね?
そう思って出ていけば。

はい。 選手によって
今 おっしゃったみたいに

どの感情を使って

本番を迎えたいか
っていう事が違って。

例えば 敵だと思った方が
怒りや闘争心が出てくるから

それをエネルギーにして
実力発揮…

その方がしやすい
っていう方もいれば

徹子さん おっしゃったみたいに
ありがたいとか感謝の気持ちで

その感情の方が力を発揮しやすい
っていう選手もいます。

なるほどね。 難しいですよね。
じゃあ 人によって違う?

人によって違いますね。 はい。

オススメの
ストレス発散トレーニングは

心のおならっていうのが
あるんですけど

それは どういうのですか?
はい。

本来は感情の言語化っていう
概念なんですが

感情のおならを
ちゃんとしましょうっていう事を

よく どんな業種の方にでも
お話をしていて。

それは 例えば 私たちは

「ストレスになっちゃ
いけません」とか

あるいは 「怒ってはいけません」
とかっていうふうに

よくおっしゃる方いるんですけど

感情ってコントロールできない…。
そんな事ね 怒ってね…。

「ドキドキしちゃいけません」
なんて言われたってね

そんな事 しょうがない。
はい。

で 人間は そもそも
怒る時とか焦る時っていうのは

ちゃんと闘争本能が
発揮されてる時なだけなので。

怒る時っていうのは
戦う 争う。

それは何かに怒ってる時って
何かと戦いたい時なだけで。

で 何かに焦ったり怖い時って

何かから逃げる 走るという
闘争本能なだけなので。

まず 「あっ 今 私
このタクシーの運転手さんに

怒ってる私がいるわ」とか

あっ 今 これから本番前で
焦ってる自分がいるな。

これが おならですね。

「焦ってる私がいる」っていう
表現の仕方を練習する。

そうすると
じゃあ どうするっていう事を

冷静に考えられるようになる
という

メンタルの
トレーニングの一つですね。

じゃあ 私は これから
おならをして出ていきます。

ぜひぜひ。 人前でやらなくていい
っていうのが

感情のおならですね。
あっ そうね。 そうか。

例えば 私は今から

怒っていますけど こうします
とかって おっしゃるのが

嫌な経営者の方とかも
いらっしゃるので。

本当に お手洗いとかで
「やる気のない部下に対して

イラついている僕がいるな」とか
っていうのを

お一人で言ってくださいって。
なるほど。

でも そういう事が
自分でわかってると

随分違いますよね やっぱり。

感情を知る事の
一番すばらしい事は

そういう自分がいるんだな
っていう事に

毎日 気付ける事なので。

今日は こういう自分だったから
成功できたんだとか

こういうイラつきを保ってたから
失敗しちゃったんだとかっていう

評価ができるようになるので。
明日 もうちょっと

イラつかないように
やってみようとか

下手にウキウキしすぎて
駄目だったなとか

そんな事にも気付けますよね。

留学中にフランス人のご主人に
お会いになったそうですけど

それは どちらで
お会いになったんですか?

アメリカの大学院に
行っていた時に

主人も同じアメリカの大学に
通っていて

学校のキャンパスで会いました。

で なんか
一目ぼれだったんですって?

そうなんです。
めちゃめちゃかっこいい人で。

フフフフ…。
本屋さんの…。

あっ かっこいいんですよ。
本屋さんの前で

うわー ブラッド・ピットより
かっこいいと思って。

フフフフ…。 本当だ。

握手… はじめましてって
握手した瞬間に

どうやったら この人と

付き合わせて
もらえるだろうかって

目標になっちゃって。
すごいですよね。

どうやって
アタック 始めたんですか?

偶然を装って
木曜日は図書館にいそうだとか

金曜日はカフェテリアにいそうだ
って思って。

「偶然ね」とか言って
「ハイ 京」とか言って

なんでも偶然を装って

色んな所に出没し…。
すごい。

なんか ご縁があるんじゃない?
みたいな。

ハハハハ…。
フフフフ…。 すごいわね。

はい。 頑張りました。

じゃあ プロポーズも
あなたからなすったの?

そうなんです。 最初は…

ウソついたつもりじゃ
ないんですけど

最初は 「私はフランスに行って

あなたのために
専業主婦になるので

結婚してください」って言って。
で 結婚する事になり始めた時に

「ごめん ごめん。
日本でもいいよね?」みたいな。

でも それも 「あなたの事
愛してるから」とか言って。

でも あなたがラブっていう言葉を
使いすぎるって ご主人が…。

珍しいですよね。 フフフフ…。
なんか 「アイ ラブ ユー」って

言っとけばいいかと思って
なんでも言ったら

「君はラブの概念が
わかってない」って。

「もっとラブは深いものなんだ」。

「私の気持ち 深いんだけど」って
一生懸命言って。

でも 坊ちゃんと
お嬢さんがいらっしゃって

2人とも そのぐらい?
息子が22 娘が19。

2人とも
スイスに行っちゃってますね。

あっ そうですか。
じゃあ みんな 勉強してる?

はい。 お兄ちゃんの方は医学部で
娘の方は機械工学を…。

すごいですね。
2人とも理系で。

へえー。 そうですか。
はい。

家でも仕事の事は
してらっしゃるの?

そうですね。

色々な方々への
メンタルトレーニングをやったり

今は ちょうど
博士論文を書いてる最中で。

あら。
やっぱり 心理学は

勉強し続けなきゃいけないと
つくづく思いまして。

システムデザイン・マネジメント
っていう研究科で

心理学の博士号を
もうすぐ取ろうとしています。

すごいですね。
はい。 勉強中です。

で ご主人とは何語で話してる?

主人とは英語
主人と子供たちはフランス語

私と子供たちは日本語で
グチャグチャでございます。

でも 子供たちは
好きな事をしなさい

っていうふうに
おっしゃってるんですって?

なんか 小さい頃に
よく連れていると

「あっ ママがメダリストなら

スポーツ選手にならなきゃね」
みたいに

外の方から言われる事があって。
あっ そう。

そういうのが私…

褒めて頂いてるのかも
しれませんが

私は すごく嫌で。

家 帰ってくると
「いやいや あなたたちは

スポーツを
もちろん やってもいいし

なんでも
やりたい事をやろうね」って。

「でも ごめんね なんか

ママがメダリストとか
うざいよね」とか

できるだけ言うようにして。

で もちろん
スポーツもやりましたけど

多分 今 好きな事を
見つけたんでしょうかね。

一生懸命… 勉強もやるし。

あなたが… ごめんなさい。
テレビに出てらして

コメンテーター
やってらっしゃる時に

メダリストだっていう事を
みんな知らないんじゃない?

知らない方 多いです。
そうですよね。

私も今回 お目にかかるので
初めて わかったんです。

小谷実可子さんと おやりになった
時は 大変だったでしょうね。

いえいえ とんでもない。
いいご縁だったと思います。

でも そういうのをご覧になると
面白い 今。

はい。 ありがとうございます。
そうですね。 どうも。

『徹子の部屋』は

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