飲食店でのお酒の提供が認められます。条件付きで午後7時までということですが、感染拡大への影響はどう考えられているのでしょうか。

 光がようやく差してきたのでしょうか。

 沖縄を除く緊急事態宣言解除の政府の方針が専門家らに了承されました。

 東京や大阪など7都道府県はまん延防止等重点措置に切り替え、すでにまん延防止措置が適用されている埼玉、千葉、神奈川と合わせて期限は来月11日までとなる見通しです。

 焦点の1つ、酒類の提供に関しては人数制限などの条件を満たせば午後7時まで、営業は午後8時までとする方針です。

 東京都は百貨店などへの土日休業要請を解除。

 飲食店については詰めの協議が行われています。

 都内に酒を卸す店「佐々木酒店」は再開に向けて早くも動き始めていました。

 解除に向け、都内の居酒屋に卸す酒が届いていました。

 ようやく見えた緩和に胸をなで下ろしています。

 不安が募る飲食店もあります。渋谷にあるバー「渋谷ディスカス」。

 至るところに飾られているのはパブリックビューイングの思い出です。

 こちらは、スポーツバーです。

 現在、午後8時の時短要請に応じる店。店長には忘れられない光景がありました。

 今では時節柄、考えられない人々の密な一体感。

 先日のワールドカップ予選もほとんど客は来ませんでした。

 時短が続く気配に思いは複雑です。

 都内にある焼き肉店は客足が戻ってきました。

 今月から、アルコールの提供に踏み切りました。

 先月まで時短に応じ酒類の提供は自粛していたものの月の赤字が300万円を超え、苦渋の決断です。

 売り上げは顕著に戻ってきたそうです。

 感染対策にも気は抜けません。

 午後11時までの営業にもこんな思いがありました。

 いくどん赤羽店・倉持正志店長:「夜7時、8時ラストオーダーだとどこの店も密になる。駆け込みで密になる。ゆっくり営業する。密にならないようにしたほうがいい」

 仮に、午後7時までのアルコール提供となっても要請に従うのは厳しいと話します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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