東京都は、21日から“まん延防止等重点措置”に移行します。“緊急事態”が明けても、飲食店にとっては、厳しい状況が続きそうです。政府は、飲食店で酒を提供できる人数について、原則、4人までのグループとしましたが、最終的な内容を決めるのは、各自治体の知事です。

小池知事は18日、緊急会見を開き、午後8時までの時短を要請し、酒の提供は午前11時~午後7時までの間で、90分以内としました。一緒に飲める人数は2人以下で、対象地域は23区と一部を除く多摩地域の市と町です。酒が出せるのは、都が感染対策を認めた店に限ります。こうした店に対して許されたのは、酒の提供だけではありません。感染対策を認めた店の従業員へ、優先接種を明らかにしました。
小池知事:「都としてワクチンの接種を進めていく。大規模接種会場の展開に合わせて、従業員の方々が広く接種を受けられるように取り組んでいく」

足立区で、海鮮居酒屋を経営する土田さん。もう、2カ月近く休業要請に応じ、売り上げは10分の1に減りました。会見を聞いた土田さんは、ため息交じりにこう話します。
海鮮居酒屋『つっち~』店主・土田裕介さん:「2人・・・厳しい状態だというのはわかっているけど、その中で、まだ営業ができるという希望が持てただけでも、少しはホッとしたかなと」

土田さんは、これまで都の要望に応じて、さまざま感染対策を行ってきたといいます。こうした生活を、もう1年以上、続けてきました。
『海鮮居酒屋つっち~』店主・土田裕介さん:「都側がちゃんと一貫した行動してくれてないから、こっちは振り回されてばかり。『わかってるの?』という気持ち。会社でいえば、使えない上司がいるという気持ち。それに振り回されている下の人たち」

東京都は、売り上げに応じ、協力金を支払う予定です。中小では、約52万円~420万円、大企業の上限も420万円です。脇屋友詞さんは、中華料理店を3店舗経営していましたが、コロナの影響で1店舗は、閉店し、勤めていた従業員も辞めてもらわざるを得ませんでした。今回の酒の提供緩和について脇屋さんは、こう話します。
トゥーランドット臥龍居・オーナーシェフの脇屋友詞さん:「我々、料理業界としたら、皆さん喜んでいると思う。当然、午後7時よりも午後8時、午後10時までという思いはある。それを延ばしていける時間づくりをしようねという気持ち。そういうふうに一致団結するしかないのではないか」

一方で、こうも話します。
トゥーランドット臥龍居・オーナーシェフの脇屋友詞さん:「我々みたいな空間、個室があるところで“クラスターが起きた”とは聞いたことが正直あまりない。何が飲食店がいけないか、明確にしたうえで指示をいただけると、『わかりました』というところがあると思う」

神奈川県での酒の提供は、午前11時~午後8時までで、90分以内。一緒に飲める人数は4人以内としました。そして、これまで20市町だったまん延防止措置の対象地域を、横浜市や川崎市、厚木市などの6市に縮小しました。

大阪府の方針は、酒の提供時間や人数については東京と同じです。酒の提供が許されるのは、大阪府が新たに設定した感染対策の基準を満たした店のみです。今後は、自己申告の青色ステッカーではなく、第三者の認証が必要な金色のステッカーがなければ、酒は出せません。ただ、金色のステッカーをもらっても、酒を提供できるのは2人だけです。
串焼き店『けー坊』店主・岡田啓二さん:「ほんま、めちゃ、つらい。さっきの予約も『5人やで、いけるか』と。カウンターだけとか、2人席だけの店だったええけど。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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