1てん太くん(SB-Android) [KR]2020/10/11(日) 19:11:24.27ID:E2xXzDay0●?2BP(4500)
「このダグラムは……僕のぜんぶだ!」 主人公とロボットの深すぎる信頼関係を「太陽の牙ダグラム」から読みとる【懐かしアニメ回顧録第71回】
2020-10-11 12:000シェア
https://s.akiba-souken.com/article/47291/

筆者の連載企画【80年代B級アニメプラモ博物誌】では今月、1981年から1年半にわたって放送された「太陽の牙ダグラム」のプラモデルを取り上げている。そこでこのコーナーでは、アニメ番組としての「ダグラム」の魅力を語ってみたい。
「ダグラム」には、“コンバットアーマー”と呼ばれるロボット兵器が多数登場する。タイトルになっている「ダグラム」は反政府ゲリラのコンバットアーマーで、主人公クリンが乗り込む。政府軍の新型コンバットアーマーが次々と登場してはダグラムに挑み、苦戦しつつもダグラムが勝利する……と、ロボットアニメ物のパターンを踏襲してはいるが、そのストーリー構造は独特だ。毎回、ダグラムと敵のコンバットアーマーが戦いを繰り広げる裏で、主人公クリンの父親ドナン・カシム(地球連邦評議会の議長)をはじめとする大人たちの政略が同時進行で描かれるのだ。
「ストーリーが難解で、映像的には地味で泥臭い」という評価が多いような気がするが、はたして本当にそうなのだろうか? 最終回付近のドラマ展開を見てみよう。

無言のクリンの顔に落ちる、ダグラムの巨大な“影”

第70話「武装解除」で、地球連邦政府と植民惑星デロイアのあいだで協定が結ばれ、デロイアは地球からの独立を果たす。主人公クリンの所属するゲリラ組織“太陽の牙”は独立派なので、もう彼らが戦いつづける理由はない。クリンの目の前で、武装解除したダグラムは新政府軍によって運び去られる。
続く第71話「粉飾の凱旋パレード」で、ダグラムはデロイア独立記念パレードに借り出され、勇ましいポーズをとったまま、トレーラーで大通りを運ばれる。カメラがダグラムにズームインすると、誰も座っていないコクピットが映される。操縦者であったクリンは、沿道で人々に混じって、無人のダグラムを見つめている。
パレードを見ていた子どもが「ダグラムー!」と駆け寄ろうとするが、子どもは警備兵に止められる。クリンは思わず身を乗り出すが、“太陽の牙”のリーダー、ロッキーがクリンを引き戻す。「クリン。ダグラムはもう、俺たちから遠く離れていっちまったような気がするな……」。クリンは、目の前を過ぎるダグラムを無言で見上げる。クリンの顔のアップに、ダグラムの巨体が影を落とす。
メンバーたちは「(ダグラムは)しょせんは機械なのね」「私は単なる機械とは思いませんよ」と感想を述べ合うが、クリンはハリボテのように扱われているダグラムについて、何も言わない。しかし、ダグラムの巨体は、まるで問いかけるようにクリンの顔に大きな影を落とした。クリンは、愛機であるダグラムをどう思っているのだろう? その沈黙の答えは、最終回(第75話)「燃えつきたあとに」で聞くことができる。
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27らびたん(千葉県) [CA]2020/10/11(日) 19:36:07.36ID:fusxul1c0

ヒロインが殆ど活躍しない
最終決戦なんてない
しかも主人公グループ殆ど放置で終戦

こんなアニメ他にないよ

143キャプテンわん(北海道) [ニダ]2020/10/12(月) 11:29:10.72ID:OBS1PmPq0>>27

キャナリーは?