東京・足立区の小学4年の男子児童に向けてエアガンを発射したとして、別の学校に通う児童が児童相談所に通告されたことが分かりました。区は、緊急のいじめ対策委員会を開きました。
足立区教育委員会によりますと、5月15日の放課後、区内の別々の小学校に通う6年生と4年生の男子児童が区内の公園で追い掛けっこをする中で、4年生の児童が転んだ際、6年生の児童がエアガンを発射したということです。
動画共有アプリに投稿された映像がインターネット上で拡散し、区の教育委員会は「いじめの可能性がある」として、いきさつを調べていました。問題の映像には、頭を押さえて地面にうずくまる児童に対し、エアガンが向けられている様子が写っています。また、周りではやしたてる声や、子どもの叫び声も入っています。
この件は警視庁が捜査し、エアガンを発射した児童を児童相談所に通告しました。また、足立区は22日朝、有識者らによる緊急の対策委員会を開き、再発防止策などを話し合いました。
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