1ぐれ ★2021/08/26(木) 03:34:49.19ID:OsHpmW159 ※2021年08月25日 15:56
新型コロナウイルス感染症の治療薬「抗体カクテル療法」とはどのようなものなのでしょうか。初の軽症者向けの薬で、患者の重症化と医療体制の崩壊を防ぐ切り札として期待されています。人工的に作った抗体を薬とする研究でリードする東北大大学院医学系研究科の加藤幸成教授に、専門用語を極力使わず、わかりやすく教えてもらいました。(編集局コンテンツセンター・佐藤理史)
新型コロナの軽症・中等症向け治療薬「抗体カクテル療法」
「2種類」交ぜて効果上げる
―抗体カクテル療法は頼みの綱になりますか。
効果などを調べた海外の試験では、重症化リスクが7割下がったというデータがあります。ちゃんと医療現場で定着すれば、来年には流行は収束すると思います。そう簡単ではないかもしれませんが、ワクチンだけに頼るよりいいでしょう。
―そもそも抗体とは何ですか。
体に侵入したウイルスや細菌を無力化したり、働きを弱めたりする免疫の働きの一つです。一つのウイルスには一つの抗体が対応しています。体内には1000万、1億という膨大な種類の抗体があります。
ウイルスが体の細胞に入り込み、増殖することで感染します。対する抗体はウイルスの表面にくっついて体に入り込むのを防ぎ、増殖させないようにします。
―では、自らの抗体で新型コロナも治りますか。
10日間ほど耐えられれば治りますが、新型コロナは増殖が速く、その前に軍勢で負けてしまいます。ですから、増殖が進む前の軽症のうちに(発症から原則7日以内)、作った抗体を送り込み、自らの免疫が働くまで時間を稼ぐ必要があるのです。
―点滴ではなく、飲み薬にはなりませんか。
抗体は血液や体液の中に存在するタンパク質です。口から摂取したらアミノ酸になって、筋肉になるだけです。今後怪しいサプリメントが出てくるかもしれないので、覚えておいた方がいいでしょう。
―抗体カクテル療法で2種類の抗体を交ぜて使うのはなぜですか。
1種類では効かなかったからです。ある抗体が、あるウイルスにくっつく箇所は決まっています。その場所で変異が起きるとくっつかなくなります。また、1種類ずつ順に使っていたら、その間に患者は重症化し、亡くなってしまいます。
―さらに変異が進んだら効かなくなりますか。
2カ所とも変異が起きたら、新たな製剤が必要になります。ただ、この2種類は人工知能(AI)を使って、変異しにくいところを選び取っていると予想されます。
がん細胞と違って、ウイルスを狙い撃つのは比較的簡単です。変異さえしなければ、すぐにやっつけられるのです。ただし、変異のスピードは予想以上に速い。変異の速度を抑えるには、人流(人の流れ)制限しかありません。この点は政治の問題になります。
―たくさん交ぜれば、もっと効くのでは。
理論的には3、4種類を交ぜれば効果は上がりますが、価格も3、4倍になるので現実的ではありません。本来なら、抗体医薬は1種類で効かなければ認可されません。2種類を交ぜるだけでも相当異例です。
続きは↓
河北新報オンライン: 抗体カクテル療法とは? 初の軽症者向け、重症化予防に期待 東北大の加藤教授解説.
https://kahoku.news/articles/20210825khn000029.html
48ニューノーマルの名無しさん2021/08/26(木) 05:56:39.59ID:gG2+4IHL0
大阪で一日20人限定
ま、そんなこったろうと思った