西村大臣はイベントの人数制限について、1万人を上限に観客を受け入れる方針を示しました。

 西村経済再生担当大臣:「政府からスポーツなどのイベント開催制限の在り方についてご説明、ご提案し、了解を頂いた。具体的にはこれまでの基準をさらに慎重に、より厳しく扱うことになる」

 16日、政府の新型コロナ対策分科会がイベントの開催制限について、1万人を上限とする経過措置を設ける政府の案を了承しました。

 これまで緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の対象地域では5000人まで、それ以外の地域では収容人数の半分までとしていました。

 この措置について、西村大臣は・・・。

 西村経済再生担当大臣:「今までであれば50%、5000人から(解除後されると)50%だけの制限となっていますので、5万人入るスタジアムであれば2万5000人ということになってしまいます。それを1万人に制限するということでありますので、より厳しい措置であることを丁寧に説明してほしい」

 東京オリンピック開会式まで37日。東京の緊急事態宣言が解除となれば、観客の問題はどうなるのか。

 西村経済再生担当大臣:「オリンピック・パラリンピックの観客の上限やあり方をきょう決めたわけじゃないし」

 今、日本に広がりつつある、強い感染力を持つというインド型変異ウイルス。

 16日の東京の東京の新規感染者は501人。先週の水曜日と比べると61人増えています。

 イギリスでは、ワクチンの接種が進んで感染者が減少していましたが、インド型変異ウイルスにより感染が再拡大。21日に予定されていたロックダウンの全面解除を最大4週間延期するとしています。

 さらに、16日に行われた厚労省の専門家会議でも、たとえインド型変異ウイルスの影響が小さく、人の流れの増加を1割程度に抑えたとしても、オリンピック開催期間中に緊急事態宣言が必要になる可能性があるという分析結果が報告されました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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