競馬コラム

土曜日の朝、シャルフジンの追い切りに騎乗した宮下厩務員に話を聞いて予想の迷いが消えた。「羽田盃の時は気合が乗りすぎていた。使ってガス抜きができたような感じ」。これなら距離はこなせそうだ。 ◆大井11R東京ダービー　昨年はヘニーヒューズ産…......

☆ソウルラッシュ（日曜東京11R・安田記念13着） スタートは出たがダッシュがつかず、向正面では13番手と置かれた。もう1列、2列前の位置が取れれば、余裕をもって馬場のいい外めに出すこともできたが、このポジションでは馬群を突くしかなかっ…......

こんにちは。先週、日本では安田記念でソングラインが、ヴィクトリアマイルの雪辱を果たす素晴らしい勝利を収めました。また2歳新馬戦が東西で始まり、どのレースの勝ち馬も将来へ期待が膨らむ快勝ぶりで、今後が楽しみです。 そして競馬の本場英国では…......

「ケイバラプソディー　～楽しい競馬～」は、84年のグレード制導入後、史上最長15分の発走時刻遅延となった先日のオークスを取り上げる。ちょっと時間がかかりすぎでは？　地方競馬も大好きで、他場での速やかな対応例が記憶にあった舟元祐二記者が疑…......

羽田盃の翌日、荒井師にイルヴェントの様子を聞くと、2コーナーで左後肢を落鉄していたという。それで4着とは…。道中は4、5番手。先行勢に厳しい流れだったことも考えると、これは東京ダービーに向けて無視できない。3日、最終追い切りを見届けに小…......

ソングラインの池添騎手が、ヴィクトリアM5着のリベンジを果たした。「前回は本当にうまく乗れなかった」。そう反省して臨んだ今回。スタート、位置取り、コース選択、仕掛けのタイミング。このすべてが完璧だった。 安田記念を制したソングライン（2…......

快勝した昨年のサンタアニタTを最後に引退したトロヴァオ。誘導馬を目指すことが発表されていたが、そのデビューが8日の東京ダービーに決まった。 前開催の最終日。練習中のトロヴァオのもとに、現役時代に管理した荒山師がトロヴァオのぬいぐるみを届…......

＜坂口正大元調教師のG1解説＞ 安田記念を制したソングライン（撮影・柴田隆二） 競馬では基本的に外枠は不利です。ところが、ときに有利に働くこともあります。その1例が今回でしょう。前半の800メートル通過は46秒7。G1のマイル戦としては…......

日刊スポーツの読者のみなさん、高田秋です。春のG1も残すところあと2戦。なかなか的中できないし、私のYouTubeチャンネルでの日刊スポーツの記者さんとの対戦もここまで1勝2敗と負け越し。ここで当てないと勝負が決まってしまうかもしれませ…......

安田記念は過去10年で指数1位が3勝。【3　4　2　1】で連対率は70％だが、16年以降は6連敗している。昨年は指数5位のダノンキングリー、一昨年は指数4位のグランアレグリアが勝利した。 過去10年で整理すると、1、5、8位が3勝。4位…......

ダービーが終わり新馬戦が始まりました。また次の世代からダービーに向けての戦いが始まるので新馬戦から目が離せません。3歳馬も古馬と混じってレースに出るようになりました。過去5年、6月の1勝クラスで3歳馬が1番人気に評価されると【9・0・1…......

【東京11R・安田記念】 ◎（3）ロータスランド ○（15）セリフォス ソウルラッシュは4連勝中。インコース有利で先行馬の活躍が続いていた阪神競馬場で、4コーナー13番手から大外差し切った前走マイラーズCは相当強い内容でした。外枠を引い…......

先週の目黒記念、ディアマンミノルを本命にすると馬券内に来てくれないので、推しのミノルには勝ってもらいたいと対抗にしたところ、ものすごい脚で直線追い込んできた。ミノル!!私が本命にしなければ馬券内にくるのか!!!と思ったのもつかの間。ハナ…......

243回目の英国ダービーが4日、土曜日にエプソムダウンズ競馬場で行われます。 水曜の本紙コラムでも触れましたが、今年のダービーはエリザベス女王の即位　70周年を記念するプラチナジュビリー祝賀行事のハイライトとなる特別な開催、同時に29日…......

来週8日に迫った大井の東京ダービー（S1、2000メートル）に向け、2日に浦和勢の最終追い切りが行われた。羽田盃2、6着のライアン（牡、小久保）とカイル（牡、小久保）は浦和競馬場で併せ馬。先行したライアンを外からカイルが1馬身差で追走し…......

今日2日は園田で日刊スポーツ賞六甲盃（2400メートル）が行われる。全国交流の地方重賞。連覇を狙う船橋のトーセンブル（牡7、山中）をはじめ、今年は南関東から大挙5頭が西に向かった。地元の兵庫からは昨年2着の雪辱を期すジンギ（牡6、橋本明…......

かしわ記念で牡馬を相手に圧勝したショウナンナデシコを見て確信した。サルサディオーネの強さはまだ衰えていない。マリーンCではショウナンナデシコに8馬身もちぎられたが、3コーナー過ぎには早くもぴったり並ばれ、そのまま失速しても不思議ではない…......

☆レッドヴェイロン（土曜東京11R・欅S5着） ダート転向3戦目。大外から上がり34秒8で鋭く伸びたが、いかんせん流れが遅すぎた。逃げたロードアクアの前半1000メートルは60秒0。オープンの1400メートルとしては「超」のつくスローペ…......

こんにちは。先週の日本ダービーは競馬場で生観戦されましたか？　近年まれに見る、素晴らしい日本ダービーだったというのが私の印象です。 ダービーオーナーになられたキーファーズの松島氏は、これまで数多くの高額馬をセリで購入してこられたことでも…......

安田記念は牝馬が主役を張る。ダービーで2分21秒9のレースレコードが出たように、先週からCコースに替わった東京は高速決着必至だ。水島晴之「G1の鍵　その一瞬」は、ヴィクトリアM5着ソングライン（牝4、林）に注目した。底力では牡馬に分があ…......

熊　29日日曜の日本ダービーは武豊が6回目の優勝。すごいというしかない。ドウデュースも強かったけど。 いまにし亭（以下い）　入場制限の緩和で東京競馬場には6万2364人（去年の12倍強）が詰め掛けた。大声を控えて、との要請は出ていたが、…......

28日付西日本版極ウマ紙面 競馬記者になってもうすぐ1カ月の大阪・下村琴葉記者が中京競馬場へ取材に行った。初めての競馬場に心躍る中、入社後初の本命馬ドウデュースがダービーを制し、大興奮。今回の「ケイバラプソディー　～楽しい競馬～」は、ル…......

＜ダービー＞ ドゥデュースの武豊騎手は、前にジオグリフ、ダノンベルーガ、後ろにイクイノックスを置いて、4コーナーに突入した。早めに前を追えば後ろの餌食に。じっくり構えれば前を捉えきれない。仕掛けのタイミングとしては難しいが、その迷いを「…......

22日に佐賀で行われた佐賀ヴィーナスCは浦和のダノンレジーナ（牝6、小久保）が制した。ゲート裏には今回も小久保師の姿。そのこだわりは「必ずゲートで僕の顔を見て、目が合うんですよ。それがないと不安だろうなと思って」。佐賀でも師に尾を持って…......